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MFC(MauiFinCompany)のWEEDフィンは、通常のフィン(画像左)のフォイル中心と同じ位置にフォイル中心がくるようにBOXに対して前にずらした位置にフィンをセットしています。これにより、通常のフィンと同じジョイントの位置で乗っても違和感が出ないようになっています。
MUF(MauiUltraFin)は、フォイルの中心が3㎝ほど後方へずれます。なので、Weedフィンを使った場合には通常のフィンで乗っているジョイント位置から3㎝テイル側に移動した位置に付けると違和感が無い乗り心地になります。
フィンを海底や浮遊物に、ぶつけた場合の強度は当然MUFの方が丈夫です。MFCはBOX前部から壊れるケースもビギナーさんには見られます。上手な方は壊してきませんし、自分も壊したことは今までありません。
メリット、デメリットが、どちらにもありますが、どちらのフィンも性能的には良いです。
BOXの厚みから削り出して作るMUFフィンがMFCよりも高いのは作る工程の違いからくるものです。それは強度を考えて、あえて、この作りを選んでいるのだと思います。 |
<試乗レポート> |
Date / ゲレンデ |
2018年12月 / 検見川
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コンディション |
西南西ストレートオンショア 腹~腰のうねり 風波の入ったチョッピー海面 ジャスト以上 |
テストライダー |
身長170㎝ 体重60㎏ |
使用セイル |
2019 SIMMER ENDURO5.9㎡ ノーカム5バテンFreeRideセイル |
使用ボード |
バーレーヘッヅ AMAZING122L 236×75.5㎝ テイル幅48.2㎝ |
使用フィン |
34㎝ |
セイルパワーはジャスト。7.5クラスの方はオーバーで、自分と同じ位の体重の方達はWAVEやFreeWaveで5.0~4.7㎡で楽しめていました。
海面は、検見川特有のチョッピーな状態で、うねりも大きくなってきていました。
とっても乗り易い使用感でボードが跳ねずに、楽にラフな海面を走れることが出来たし、上りも十分、ジャイブも抜群でした。
吹いて荒れた海面で乗るにはWEEDフィンはホント楽に楽しく乗れるフィンです。
7.5でもジャスト以上なら34㎝で問題ないです。以前、違うメーカーのWeedフィン38㎝で7.8㎡オーバー気味で乗った際にはフィンが大きく感じましたから。
アンダーは厳しくなりますが・・・。
ビギナーの方はジャスト以上のセイルパワーで乗れないことが多いので、Weedフィンもワンサイズ大きめにした方がプレーニングさせやすいですよ!
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Date / ゲレンデ |
2021年8月 / 検見川
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コンディション |
南西~南オンショア 胸~頭のうねり 腰~腹の波 風波の入ったチョッピー海面 ジャスト |
テストライダー |
身長170㎝ 体重60㎏ |
使用セイル |
EZZY PantherWave4.0㎡ノーカム5バテンWAVEセイル |
使用ボード |
SIMMER FreeMove100L 235×70㎝ テイル幅44.5㎝ |
使用フィン |
29㎝ |
WAVEボード75~85Lに4.0~4.2㎡で乗る人もいる、いわゆるオンショア強風コンディションで、お客さんのセイルのチューニングで乗れたのでレポしておきます。
走り出し、走りのスピード感、ジャイブ性能、荒れた海面での乗り易さ。どれをとってもバッチリの使用感で違和感は全く無し!
100LのFreeRideボードで乗ってもホント楽しく乗れるほど乗り易くなります。
やはりWeedフィンは藻が絡まないだけではなく吹いた時にボードが暴れず乗り易くなるフィンとしてもオススメです。
Weedフィンは走りが悪い・・・そう言った感触は、よほど上級者でスピードにこだわる方以外は無いと考えて良いです。
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