旧フォイルなどの試乗レポート

 Date 2021/3月 検見川
 コンディション  南東 ブローで5~6m/sフィンでは通常プレーニングが厳しいコンディション。
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用ボード / 使用フォイル GA Hybrid5.6㎡ / TABOU ROCKET135L 246×77.5㎝
GA Hybridフォイル1200(パワーボックスアダプター使用)
周りもフォイルを楽しむ方ばかりのライトウインド。
9.0㎡にフォイル用ボードやフォイルも兼用できる140Lクラスのボードに乗っているフォイルに慣れた方のみが本格的に楽しめているぐらいで、通常のボードを使用して自分より大き目の7.0㎡や7.5㎡の方でもほとんど浮き上がれない状態。
もちろん加速して浮かせる為のパンピングは必要でしたが、そんな中でも浮かせることは可能でしたし、浮いた後の持続性も抜群でした。
GA Hybridフォイルは浮きが強いのでリアフィンにワッシャーを入れて浮きを抑えたチューニングでも、この浮き易さ。
ライトウインドを楽しむのにとても良い味付けですし、難しいジャイブも浮きのバランスを非常に保ちやすいフォイルだと感じます。
パワーボックスアダプターでの使用でしたが、今日のコンディションでは全く問題ありませんでした。
使用したボードはビギナーの方から中級者の方にオススメしているFreeRideボードのTABOU ROCKET135L。
両足をストラップに入れた状態で浮いた際のコントロールもし易かったですし、もともとフィンで走ってもアンダー時の走り出しに優れているボードなので浮き上がりも抜群だと感じました。
セイルはダウン-2㎝でアウトは規定値のチューニングでしたが、走り出しのパワーも得やすい手応えですし、飛んだ際のコントロールも良かった。
GA hybrid。やはり微風フォイルでも使い易い。
GA HYBRID1200フォイル2018TABOU ROCKET135L

Date 2021/4月 検見川
 コンディション  南西 ブロー7m/s前後 膝から腰のウネリ
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用ボード / 使用フォイル GA Hybrid5.6㎡ / PATRICK FreeRace120L 238×70㎝
GA Hybridフォイル1200
238×70㎝の120Lと長さが適度にありやや細身の120LにGA Foilでテスト。
リアウイングに1枚ワッシャーを入れて浮きを抑えた状態でもアンダー気味での浮きの良さは抜群で浮いた後のコントロールも非常に楽です。
Ga Foilは、やはり浮きが抜群に良いフォイルだなぁ~と感じます。
夕方、風速がアップしてきて145LのFreeRideボードに7.2㎡の方(65㎏未満の方)もブローで走る風速になりました。
その位の風の強さになるとスピードは出るのですが浮いた状態でのコントロールが難しく感じました。
幅が75㎝未満のボードだと、浮きの強いGaフォイルはセイルパワーが十分になると浮いた際のコントロールが難しく感じます。
ま、その風速ならフィンで7.5㎡が走るのでフィンで乗れば良いと言えますし、フォイルで乗るなら使用するセイルサイズをもっと小さくすれば良いと言う話ですが。
PATRICK FreeRace120L GaFoil

 Date 2021/4月 検見川
 コンディション   東 ブロー7m/s前後でガスティー フラット
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用ボード / 使用フォイル GA Hybrid5.6㎡ / PATRIK FreeRace120L 238×70㎝
STARBOARD SuperCruzerフォイル マストシム1°
ブローがない時は3~4m/sでブローが入ると7.5㎡でもジャスト(7~8m/sぐらいかな・・・)で、かなりガスティーな風でした。
セイルは5.6㎡を使いましたが、フォイルでイージーに乗るなら5.0~4.7でも良いぐらい。
フィンで乗っても自分の体重なら多分6.5㎡でもブローなら十分走れたと思います。
そんなコンディションで今日は幅が細目のボードにSTARBOARDのスーパークルーザーフォイルを付けて乗ってみました。
このフォイルはスピード性能はRRDやGAに劣ると思いますが、弱い風でも浮きが良いし浮いた後の持続性も良く、吹いた時にもリアウイングをチューニングすれば浮きを抑えてコントロールし易い点ではNo.1だと感じています。
今日も、最初はリアウイングをニュートラルな状態で乗って浮きが強過ぎたのでチューニングして再度試乗。
ブローでは、それでも少し抑えが難しい時もありましたがコントロールし易い状態になりました。
スピード感としては個人的に十分だと思います。
これ以上のスピードで乗るなら、もっと幅があってスピードが出ても抑えやすいボードに乗る必要があると思います。幅80~85㎝のボード。
Patric FreeRace120Lは238×70㎝です。フォイルで乗るには細目のボードですがフィンで走るには最高です。
今回使用したボードの様に幅が細身のボード(75㎝未満)に合わせて乗り易いフォイルは、やはりSTARBOARDのスーパークルーザーやRRDのY-25 Freerideフォイルイだと言えます。
PATRICK FreeRace120L STARBOARD SUPERCRUZER

 Date 2021/6月 検見川
 コンディション  南東 ブロー5~7m/s前後 フラット
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用ボード / 使用フォイル 2021EZZY HYDRA5.7㎡/ StarBoard GO160L 250×86.5㎝
RRD Y-24~25フォイル チューニング:シム3° リアウイング:ニュートラル
Newモデルの2021EZZY Hydra5.7㎡のアンダー性能も探る為にスクールで使用しているGO160LにRRDフォイルを装着して試乗。
7.5~8.5㎡のフィンで乗っている方が走るブローで5.7㎡でフライトが可能でした。
他に通常のFreeRideボード(StarBoard CARVE131LやTabou Rocket Plus123L)でフォイルに乗っている方は同じHYDRAの6.7㎡を使っていました。
セイルのアンダー性能の良さも、もちろんありますが、今日のコンディションで、重量もあるGO160Lを浮かし続ける性能、浮いた後も安定したフライトで抜群の使い易さを感じました。
5.7㎡だとブローを捉えて走り出させるのが得意な方なら。と言う感じではありますが、浮きが弱くて乗りづらいと言う感触はありません。
フォイル専用のディープタトルBOXでは無いボードにもRRDフォイルはノーマルタトルヘッドなので装着可能です。
ショップでも、フォイルBOXではない以前のCARVE140LやバーレーのCRUZE150L、ANGULOのMAGNUM115L(RaceSlalom)等、沢山のお客様に使ってもらっていますが、乗り易さで大好評です。
特に幅が75㎝前後の少し幅が狭めのボードには、浮きが強いGAフォイルよりもRRDフォイルの方がフライトした際のコントロールがイージーでマッチングが良いと感じます。
逆に幅が85㎝以上のボードやフォイル用のボードにはGAの浮きの良さは武器ですし、セイルパワーがアンダー気味(小さ目のセイル)でもフライトを楽しみたい方にはおすすめです。
ここが各社のフォイルの特性によりマッチングボードが変わる部分です。
RRD FreeRideFoily24-25

 Date 2024/4月 検見川
 コンディション  東~北東 沖合はアベレージ6マックス8m/s フラット
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用ボード / 使用フォイル 2024GA BOOST5.2㎡ / 240×77㎝ 124L 通常の乗り易いSlalom
RRD Y-24~25フォイル チューニング:シム3° リアウイング:ニュートラル
ブローならフィンで7.5㎡以上で走れるぐらい。
フォイルの方は様々ですが、7.0~8.0㎡で800~550c㎡のフロントウイングを使って楽しんでいました。
RRDのY24-25フォイルはフロント724c㎡。
セイルのテストも兼て久し振りに使ってみましたが、やはりライトウインドでの浮きは抜群です!
RRD Y24-25フォイルRRD Y24-25フォイル