2020EZZY CHEETAH

2020　6.5㎡	2019　7.5㎡	中央パネルをナイロン製からX-PLYに変更
EZZYは急に大きな変更をして基本的な乗り心地を変えないメーカーなので、見た目に変化は少ないですが、今年は部分的な素材変更により、Cheetahに限らずWAVEセイルも含め性能面が飛躍的に向上しています。赤丸で示した2か所の素材が変更されています。左側の中央部分の素材が、従来はPVC（厚めのナイロン素材）だったのですが、繊維素材が入ったX-PLY素材に変更されました。（網目が大きい為に、しなやかさはKeep）これによりジャスト以上のセイルパワーになった時の柔らかい素材による風溜まり感が大幅に軽減され、高速性能や操作性が格段にアップしていると感じます。デメリットとしては耐久性が落ちた事だと思いますが、それでも他社と比較すれば耐久性は確実にあります。デメリットをメリットが上回るマイナーチェンジになっていると言えます。右隣の赤丸部（オレンジ素材）も、2019年のブルーの素材と比較して薄くソフトな素材に変更されています。（ブルーの素材は厚めで少し硬さがありました）上部の部分にも使用されていますが、この素材に変更されたことで軽量化が大幅に行われたと感じます。また、従来からのEZZYセイルの良さである「しなやかさ」も、この素材によって更にアップしていますし、セイリング時のリーチ部の反応速度がアップし性能面でも上級者のニーズに応えていると感じます。ダウンの引き具合を目で見て分かるシステムや、セイルを巻くベルトがメジャーになっていて引いた数字が分かる等、とにかくユーザーフレンドリーな作り。相変わらずお客様からNo.1の引き合いですし、ショップイチオシのノーカムFreeRideセイルに仕上がっています。