このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名 2010QUATRO TEMPO  84L TWINWAVE
 
84L詳細画像
 テストライダー 170p 60kg
 ゲレンデ 検見川・和田
 コンディション・海面状態 検見川:南西5.4アンダー〜ジャスト 波:膝
検見川:北西4.2ジャスト〜オーバー チョッピー
和田 :南西5.4アンダー〜ジャスト 波:腰〜腹
Guam:フラット5.4ジャスト〜オーバー
 使用FIN 全て純正16.5p
 性能評価 △ 悪い  ○ 普通  ◎ 良い ☆非常に良い 
 初速 上り
 スピード ターン性能
波乗り性能 安定感
 装備品のクオリティー
 (FIN・STRAP)
重量レベル
オススメレベル:WAVEビギナーの方〜オールラウンドなWAVEボードを望む上級者
マッチングエリア:4.5〜5.8u 

 <コメント>

波がある、ない。オンショア、サイドショア。とにかく、コンディションにとらわれず楽しませてくれるWAVEボードだと感じた。
さすがに4.2オーバーの風の中では、セイルパワーをコントロールしながらでないと厳しく感じたが、チョッピーでなければ、思いっきり下らして走る事も可能なくらいに走行安定感があった。
84Lのボリュームとしては、今までにはないオーバーボリュームにならない感覚。ラフな海面やオーバー時の安定した走行感。暴れない。
ここが同社の本格的なサイドショアモデルのRYTHMと違うところ。
RYTHMはテイル付近はシングルコンケーブアウト、TEMPOはVコンケーブアウト。
ボトムも、シングルコンケーブの中にWコンケーブがRYTHM、TEMPOはVコンケーブ(同社のFREEWAVEと同じ)。テイル幅もTEMPOの方が広い。
そこらへんのデザインの違いが、同じTWIN WAVEでも乗り味の違いを感じさせるのだと思う。
ルースに自在なラインの波乗りが得意なのはRYTHMですが、しっかり踏み込んでフィンを軸にターンする感じはTEMPO。QUADほど、トップターンの後の加速感はありませんが・・・。
TEMPOのグリップ感のある走行感やセイルの風圧中心をフィンに合わせて上る感覚はFreeWave(シングルフィン)にとても近い。
FreeWaveは、上質な波の中での波乗り性能は本格的なWAVEに敵いませんが、プアーなコンディションだったり、ガスティーなコンディションでは、とてもオールラウンドな乗り易さを感じ、その特性を自分はオススメしています。(優れた初速、安定感のある体感浮力、上り性能)
そのFreeWaveの良い部分を感じさせながら、波の中での本格的なWAVEセイリングにおいても、かなり高いレベルで波乗りを楽しめるのがTEMPOだと思う。(FreeWaveにTWINの良さをミックス)
FreeWaveと本格的なサイドショアWAVEの中間をうめてくれる性能を持つBOARDです。
個人的には、このBOARDの乗り味は今までになくお気に入り。
基本はWAVEが好きだけど、何時でも波が良いコンディションばかりで乗っているわけでは無い。時にはフラットウオーターでも乗る。
そんな時も飽きさせない性能があり、グッドコンディションの時もかなり高いレベルで波乗りを堪能できる。とてつもなく都合がよいBOARDです。