このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名・サイズ 2013JP ALL RIDE106L WOOD 240p×63p
ノーズ:41p テイル:39.8p 厚み11.5p 重量:7.15s

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ALL RIDEは2011年に発売され継続されているモデル。
個人的には、シーズン中の検見川のセイリングスタイルを見ていて、中風域(8〜12m/sぐらい)を楽しむのに一般的にはベストなボードではないかと考えて試乗することにしました。

以下、メーカーカタログより抜粋。
フリースタイルウエイブ、フリースタイル、スーパースポーツの中間のコンセプトを持ち、快適にプレーニングを楽しめ、中風コンディションでは最もジャイブしやすいボードです。
ラインナップは96・106・116Lの3サイズ。96Lはフリースタイルウエイブに近く回転性重視、116Lはスーパースポーツに近くプレーニング重視、106Lはそれらの2つを組み合わせた味付けになっています。
もし、崩れた波に乗る上級セイラーならば、フリースタイルウエーブやウエーブがおすすめですが、このボードはオールライドの名の通り、フラット〜うねりの入ったコンディションまですべてを楽しめます。


=総合評価= 
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
 プレーニングパフォーマンス
 スピード・初速・上り
 アクションパフォーマンス
 
ベーシックフリースタイルアクションや
 ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
 スピードジャイブ性能  ジャイブの弧の自在性
 波乗り性能 サイドショア/オンショア /  浮力バランスや安定感
 コントロール性能 ラフ海面  ☆  装備品のクオリティー
マッチングSAILタイプ   FREERIDEノーカムやスピード性能にも優れるWAVEセイル
おすすめレベル   中級者以上の方
崩れる波に乗ってマニューバーを求めたり、本格的にフリースタイルをやりたい以外は、プレーニングを中心に遊ぶならば、このボードで全てを楽しめると感じました。
フラットな海面でのストレスの無いプレーニング性能の高さを感じられ、ジャイブすることの楽しさを味わえ、更にラフな海面でも乗りやすくジャイブしやすい。うねりの中でも自在にジャイブ出来るしとにかく純粋に楽しいプレーニングを味わえます。
5.0〜6.5uの中風コンディションで、多くの方が楽しんでいるセイリングスタイルにマッチするはずです。
「WAVEテイストよりもSLALOMテイストの方が強めで、荒れた海面でもジャイブし易く楽しく乗れるボード」が、好みの方にはおすすめの1本です。
ストラップポジションも前後共に内外を選べ、スピード重視のセイリングと、ジャンプしたりうねりで遊んだりFREEに遊ぶ、両方のスタイルにマッチ出来るように作られています。
ストラップや付属フィン、デッキパットのクオリティーも高い。
そして長さが240pでフラットに感じるデッキシェイプも、このボードの乗り易さをアップさせています。
タックのし易さしかり、ガスティーな時のボードの浮力バランスの良さ、スピードを出した時の適度なグりップ感(SLALOMテイスト)は、このボードのアウトラインから得られるものだと感じます。
FreeStyleWaveは回転性重視なので長さが短くボード中心に厚みがあり、ターン時の反応の良さを上げる為にデッキの肩が落としてあります(山型)。
波の中でのターンの反応の良さを求めるなら良いデザインですが、プレーニング中心のセイリングでは、乗り手のレベルにもよりますが、コロコロすると言う評価が出るでしょう。
こう言った部分の味付けも各ボードはセイリングスタイルによって分けられてデザインされています。
自分の好みで、しっかりボードをチョイスしたいですネ!!

 <コメント> 
感じた事があれば追記していきます
 Date / ゲレンデ  2013年1月 検見川 北西
 コンディション   インサイドがややインガスでジャスト〜アンダー 
 フラット〜風波チョッピー海面 
 テストライダー  身長170p 体重62s
 使用セイル / 使用フィン   2013SIMMER IRON5.7u WAVE / 純正32pフィン
とにかく乗りやすさを全面に感じました。当日は寒さもあったのでブーツにグローブの真冬のフル装備。当然、体の動きも悪いはずですし、ブーツを履いた状態は、素足から比べれば操作も劣るはずですが、それを補ってくれる乗りやすさで楽しさを十二分に味わうことが出来ました。
スピードの面は、GPSで50キロ以上出ているので十分楽しめるレベルだと考えますし、体感的にも楽しかった!
ブローが強めの沖合海面は風波でチョッピーでしたが、ボードが跳ねてしまいコントロールが難しいとか、ジャイブが難しいとかは一切感じられずに楽しめました。海面をなめるように走ってくれます。
前足を内側にしてセイリングしたので、外側のセッティングだったらもっと楽に下に落としてスピードを楽しめたと思います。
ジャイブ性能は圧巻。うねりに合わせればフルドライブ!!やばい楽しさです。
高目のスピードでラフ海面のジャイブを行った場合は、特に、後半に難しさを感じる事が多いのですが、そこがとにかく楽でした。
後半が楽なのでセイルもスムースに手元に戻ってくる。分かりますよネ!この感覚。
検見川の北西の沖合の海面を知る方ならば、アウトのジャイブが手強いことは知っていると思います。ここでジャイブしやすいボードは、とにかく素直なボードです。上手いからとかじゃなくて、何本も試乗してきているので、ここは乗れば体感で分かる部分です。
プレーニング中のボードの抑えも、肩を残してレイルが少し丸みを帯びている形状(画像参照)のために、ぴったり足にフィットしてくれます。特にブーツを履いていても後ろ足のホールド性は抜群だったな〜!!
プレーニングを軸としたセイリングでも、ストレスを感じる事無くライド出来るプレーニング能力を持つボードです。
付属フィンは32pの純正を使用しましたが、フィンだけで走るリフト感がありました。
この感覚はWAVEテイストを強めたボードには無いものです。いわゆるFreeWaveやFreeStyleWaveのこと。(FreeStyleWaveはメーカーによってロッカーが違うので一概には言えません)
確かに本格的なレースSLALOMに乗れば、もっと高いスピードが出るのでしょうが、余裕のセイリングではなくなるはずです。
今のレースSLALOMボードは乗りやすいですが、うねりに乗って遊んだり、ちょっとジャンプしたり、余裕があって楽しむセイリングスタイルではないはずですし、それを楽しむデザインや強度ではないです。
このボードの良さは、楽しく高いレベルのプレーニングを楽しめつつ真っ直ぐ走る以外に遊ぶ余裕も生まれることです。
だから、おすすめセイルもノーカムFREERIDEやスピード性能も考慮してあるWAVEセイルです。


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