試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

BOARD名・サイズ  2014継続ANGULO CANGO WAVE 241×59㎝ 88L 2014継続 ANGULO CANGO WAVE
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クアッド、スラスターのマルチフィンWAVE全盛の中で、あえてシングルフィンを採用したボードがCHANGOです。
67/73/81/88LはWAVE、93/101/109LがFREEWAVEデザインのラインナップ。おそらくロッカーを変えていると思います。FREEWAVEは、より走りだしを良くするためのロッカーを、WAVEは、より波の中での動きを重視したロッカー採用していると思います。
88Lをチェックしたところ、ロッカーは抑えめです。WAVEらしく、緩やかですが全てがカーブで繋がるWAVEロッカー。
ボトムはVでは無く、センターにフラットパネルがあり、左右のレイルにかけて傾斜が付けられています。しかも全長は他社に比べれば長め。それは、この緩やかなWAVEロッカーを作り出す為に必要なんだと感じます。
試乗してみて、このデザインの良さが走りやターンの特性に出ていると感じました。
価格は抑えめですが、素材には各社のトップモデルに採用しているケブラーカーボンを採用しています。
昨年2013モデルから全ラインナップのコンストラクション(内部の素材)を変え大幅な軽量化を計っていますが、WAVEに関しては、QUATRO同様に軽さを求めすぎずにプロダクションらしい丈夫さも兼ね備えた仕上がりで、安心してハードに使えると感じます。
ストラップは捻じれ防止の為にフロント、リア共にダブルビスを採用し、デッキパッドも踵の部分には厚みを持たせるなど随所にメーカーのこだわりを感じます。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
 プレーニングパフォーマンス
 スピード・初速・上り
 アクションパフォーマンス
 ベーシックフリースタイルアクションや
 ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
 スピードジャイブ性能  ジャイブの弧の自在性
 波乗り性能 サイドショア/オンショア ☆ / ◎  浮力バランスや安定感
 コントロール性能 ラフ海面    装備品のクオリティー
マッチングSAILタイプ エリア  もちろんWAVE。上は5.8か6.0までいけるでしょう。
おすすめレベル  この乗り易さはWAVEビギナーの方にもお奨めできます。

 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 Date / ゲレンデ 2014年4月 / 九十九里
 コンディション  サイドオフ気味 ブローはジャストでしたがガスティーなコンディション。
波は面は良く膝から腰でミドルはトロメでインサイドよりはダンパー気味。 
 テストライダー 身長170㎝ 体重63㎏
 使用セイル / 使用フィン   EZZY ELITE5.0 / 純正24㎝
サイドオフ気味で、全体にガスティーなコンディションでしたがブローではアウトに向かう際にも走れました。
走りだしはアンダー気味でも、とても×2良く感じました。走るなって思ったセイルの手応えでストレス無く走り出します。波の面が良かったせいもあると思うのですが、何よりも走りの滑らかさと落ち着いた走りの良さを全面に感じました。ずばり乗り易い!!
ロッカーやボトムは後でチェックしたのですが、この走りだしの良さと滑らかな走行感は、緩やかなロッカーと、センターにあるフラットなパネルのお蔭だと思います。波の起伏によるローリングを感じずに安定感のある走行感はFREERIDEボードか?と思わせるほどです。
そしてもうひとつ感じたのは、ボトム形状から来るターン特性です。浅く踏むと少し曲がり深く踏むとよりカーブします。実に素直な反応で、動き過ぎる感が全くありません。だからと言って波の中で自在に動かないわけでは無い。しっかり踏めば必要な位置でキッチリ曲がり波に合わせることが出来ます。自分の意志でターンの弧を調整出来て、一度曲がりだすと曲がり続けるのではなく、伸ばすところで伸ばせる。
波のサイズが小さかった事から波のパワーでのスピードアップが判断できていませんが、今回は速いと言うよりも水に馴染むソフトなスピード感に感じました。FREEWAVE的な良さに感じます。ここは、もう少し乗り込んで再度コメントします。
この落ち着いた自分の意志でコントロールしやすいターン特性は、波サイズがある時に更に真価を発揮してくれそうな気がします。
ハイスピードで波を降りて行く際に恐怖感が無くキッチリレイルを入れられると思います。そして曲げたいところで踏み込めば一気に波を駆け上がる!!そう感じさせます。
マルチフィンの自在性の高い(機敏に動ける)ターン性能はオンショアの波乗りを劇的に変えて楽しませてくれる一方で、その反応の良さに違和感がある意見も耳にします。このボードは、そう言う部分を感じさせない特性を持っているんじゃないかと思います。
次回の試乗がとても楽しみです!!
波が胸~肩ぐらいのサイドショアでもテストしますし、ケミのオンショアでもテストします。
純正フィンは少し大き目の24㎝がセットされるので22cmでもテストしてみます。
 Date / ゲレンデ 2014年4月 / 九十九里
 コンディション  サイド ゲティングはノンプレーニング、波に乗ればプレーニングコンディション
波は面は良く胸から肩でトロ目 
 テストライダー 身長170㎝ 体重63㎏
 使用セイル / 使用フィン  SIMMER BLACKTIP5.6/ 純正24㎝
今回は、沖合には良い波があり、ゲティングはノンプレーニング波に乗ればプレーニングの、九十九里に多いライトウインドWAVEコンディションでのテスト。
腹から胸ぐらいの波をかわしながらノンプレーニングで出ていくには、ボードの浮力バランスの良さが問われます。自分は体重が軽い事もありますが、前後のバランスの悪い沈み込みやローリング感が少なくとてもバランスの良いボードだ感じれました。
適度な長さのお陰でタックのし易さも抜群。ライトウインドのサイドショアではタックは絶対に必要なので大切な確認事項ですね。
アンダーで波に乗れば走るコンディションで波サイズも胸から肩だったので、テイクオフの早さ、その後のスピード感のテストも出来ました。
まずテイクオフの良さは、前回のテストで感じたように抜群の良さがあります。
その後の波の中でスピードの上がり方に関しては、スムース&マイルドと言った方が良いと思います。マルチフィンのようにサイドフィンが効いてスピードがグッと伸びるドライブ感の強いタイプではなく、水に馴染んでレイルが入れやすい感覚です。
フロントサイドもバックサイドも抜群で、とにかく楽しませてもらえました。掘れた波ではなかったので、適度に波でスピードが上がらなければフロントもバックサイドもトップターンは切れが悪くなりますが、そういった感覚は全くなくレイルの切り返しも非常にスムースでした。
さてさて良いボードですね。風が十分にあるサイドショア、オンショアでどういった乗り味になるか・・・楽しみです。
 Date / ゲレンデ 2014年5月 / 検見川
 コンディション  クロスオンショア ジャスト~ややアンダー
波は膝から腰でトロ目 
 テストライダー 身長170㎝ 体重63㎏
 使用セイル / 使用フィン  EZZY ELITE5.0/ 純正24㎝
サイドショアでは乗っていましたが、ようやく検見川のオンショア風波コンディションで乗れたのでレポートしておきます。
当日は、サーマルが吹き上がって5.0~4.7のWAVEの方も走れるコンディションでした。しかし、波はあまり立たずサイズも小さくパワーもありませんでした。
同じセイルサイズで、FREEWAVEデザインの101Lも乗ったのですが、アンダー気味での走り出し、プレーニングの持続性、上り易さは、やはり101Lの方が良かったです。浮力が大きいからじゃなくて、ロッカーの違いによる良さです。
88LのWAVEも十分に走るし、アンダーでも浮力バランスが良くて全く問題なく乗れるのですが、やはり比較してしまうと違いが出ます。波乗りに関しても、101Lの方がスピードに優れたターンが可能で遊べました。
やはりWAVEはWAVEなんですね。当たり前か。でも、波の面が良くなり、波のパワーでボードが走るコンディションであれば、たとえオンショアコンディションでも波の中での動きの楽しさは88Lの方が良く感じるでしょう。サイドショアであれば、上記のレポートのように風のパワーも使い易いしなおさらでしょうね。
101Lは近日中に試乗艇が入るので、九十九里のサイドショアで風が弱いけど波は良いライトウインドの波乗りコンディションや、風は吹いているけど波はあまりなくFREEセイリングを楽しむコンディションでもテストを進めます。吹けばオンショアでも波サイズが上がることが多いですからWAVEでも楽しめるコンディションになり易いので、下のサイズは良しとして、6.0ぐらいのライトウインドでゲティングに浮力が必要なコンディションや、WAVEでは今一楽しめないコンデイションでのFREEWAVEとしての良さを確かめます。又、別ページでアップしていきます。
 Date / ゲレンデ 2014年9月 / 大洗
 コンディション  クロスオンショア ジャスト~ややアンダー
波は腹から胸でインサイドは少し掘れ気味。面良しで3~4回はターンを楽しめるクオリティー
 テストライダー 身長170㎝ 体重63㎏
 使用セイル / 使用フィン  EZZY ELITE5.0/ 純正24㎝
 久し振りに大洗に行けたので、試乗しました。
クロスオフ気味でインサイドがややガスティー、そしてインサイドの波はダンパー気味でゲティングが少し難しいコンディション。
アウトに出てしまえば、うねりはセットで頭ぐらい。波は胸から腹でした。面も良く大洗としては当たりのコンディションだったと思います。
分かる方なら分かると思いますが、ガスティーなサイドオフは、ややランニングよりで波越えをしなければいけないので、波にヒットした瞬間のやり過ごしが難しい。そんな中でも、このボードの浮力バランスの良さを存分に感じました。
波を越えた直後にスムースに加速できる初速の良さ、その後の滑らかなプレーニング感、上りの良さは、やはり抜群でした。
波乗りも、とにかくナチュラルで乗り易い!!この一言です。
サイドオフなので落とし気味にしないとテイクオフしないのですが、テイクオフのし易さも抜群でしたし、テイクオフ後も動き過ぎて挙動が不安定と言った乗りずらさも一切感じさせません。
上手い人なら存分にボードの良さを引き出して波乗りを楽しめるし、ちょっと不馴れな方でも、このボードの適度な直進性をもつ乗り易さが楽しいWAVEライディングをサポートしてくれると感じます。
60㎏の自分でも、波乗りをしていてボードが大きい感じは全くありませんでした。逆にもっと波が大きければ更にこのボードの良さを感じるだろうと思いました。
波が頭以上で面が良い時は、自分の経験上はガスティーな事が多いです。そんな時にも、このボードの浮力感や初速性能は抜群だと感じます。まるでFREEWAVEの様です。
腰~胸の波ならば、他にもクイックな動きで楽しめるボードがありますが、波サイズがあってスペシャルな日に安心して波乗りを楽しむには、このボードは最高の1本だと感じます。サーフィンで言えばロングボードに乗る楽しさです。動きの良いボードはショートボードのフィーリングです。
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