試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

BOARD名・サイズ 2014RRD FIRESTORM V2 120L 238×72㎝ 2014RRD FIRESTORM V2
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2013年からの継続モデルです。
昨年の本栖湖ツアーの試乗会で中級者以上の方に人気No.1の評価を得たボードとして、自分もショップでオススメしています。
238㎝という短すぎず長すぎずの絶妙な長さをもち、ジョイント~ノーズにかけて薄くデッキコンケーブが入っています。ショート&ワイドなデザインから比べて、広すぎない幅に厚みを適度に残した形状で浮力バランスの良さが確保されています。
テイルも幅を取りすぎていませんし適度な厚みを持たせつつレイル形状はマイルドな走りになるように少し丸みを帯びています。
まさにFREERIDEボードの乗り易さと本格的なRaceSlalomの中間に位置するFreeRaceクラスのボードらしい乗り味になる為のデザインが施されていると感じます。
フィンボックスはパワーですが、付属されるフィンはMAUIFINのKP-RACINGと本格的なSLALOMフィンであることも購入の際には嬉しいポイント。
素材はWoodですが走りの良さを十分に感じる剛性ですし、カーボンボトムのボードよりも扱いがシビアでない事もポイントでしょう。
ストラップのレイアウトも内と外を選べ、外側でも外過ぎない違和感のない乗り易いポジションです。デルリンの幅も15と16㎝が選べる設定で足の幅に合わせて都合よくセット出来ます。
ショップとしては120L以下にこのボードをお奨めしています。
体重があり(75キロ以上ぐらいの方)面浮力によるアンダーの走り出しを重視したい方には、ショート&ワイドのデザインのTABOUのSPEEDSTERをお奨めします。
110Lは65キロから55キロぐらいの方がサーマルを含め楽しむのに都合が良い浮力。120Lは75キロ未満の方が同様に楽しむのに都合が良い浮力だと言えます。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
初速 上り
 SPEED性能 ターン性能
 波乗り性能 安定感 浮力バランス
 装備品のクオリティー 重量レベル
マッチングSAILタイプ エリア  スピード性能に優れるノーカムやカム付のSLALOMセイル。
カム付なら2~3カムぐらいの扱いやすくスピードに優れるセイルが良い。
おすすめレベル  ジャイブの成功率も半分以上で、しっかりプレーニングが出来ている中~上級者レベルの方。

 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 Date / ゲレンデ 2014年6月 / 検見川
 コンディション  西南西 ジャスト後にアンダー
海面は不規則なうねりが入る検見川特有のチョッピー海面
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  2014SEVERNE NCX7.0㎡(ノーカム7バテン) / 純正MFC KP-RACE42㎝ 
乗りだしは6.5㎡で100Lの方も走れるぐらいのコンディション。
後に風速ダウンで、パンピングによって走りだし前足のみが入るアンダーコンディション。

使用したセイルがノーカム7バテンで使いやすいタイプだった事もありますが、とにかく力むことなく楽しく高いレベルのプレーニングスピードを楽しめるボードです。
上りの良さは、フィンでリフトする感覚が高いボードであればこその良さです。
乗り易いが接水面が減らないボードでは、軽いプレーニング感を楽しめても上りの良さを感じることはありません。付属されるフィンが50とか46㎝と長くても、リフト(ボードが水面から浮き上がる)する感じが薄い為です。
流石に本格的なSLALOMボードに感じるフィンの先端で走るほどのリフト感はありませんが、半分は浮き上がっています。
イイですよ~このプレーニング感は!!
ボード自体の良さもあるのですが、付属されるフィンもMFCのKP-RACEだと言う事も、この心地よいリフト感のあるプレーニングを生み出していると思います。

7.0㎡ジャストで42㎝のフィンだと長さを感じてしまう場合もありますが、そういった感覚はありませんでした。
海面は検見川特有の不規則なうねりが入っていましたが、上っているときにも跳ねづらく、下っているときもノーズが接水してしまう感は全く感じなかった。

ジャイブ性能の高さは、まさに圧巻。まるで100LクラスのFREESTYLEWAVEボードで行っているかと思うほどの自在なカービング性能です。
何時もの癖でうねりに乗って遊んでしまったぐらいのターン性能の良さです。
素晴らしいの一言!!
タックに関しては238と言う長さもあって、少しレベルを問います。もたつくレベルの方には、ちょっとだけ難しく感じるかな・・・。
ですが、本格的なSLALOMボードに多い深いデッキコンケーブのデザインに比べれば全然楽です。

自分の体重でも120Lのボードとは思えないコンパクトなボリューム感は、もっともっとスピードを出したいと思えました。
このボードは、かなり高いレベルの方が乗ってもストレスを感じないポテンシャルを持っていると言えます。
FREERIDEボードを乗りこなせた方が、本格的なRACESLALOMボード以外で乗り易さを感じつつ高いレベルのプレーニングを楽しみたいのならば、選んで間違いないボードの1本としてお奨めします。
WOODバージョンは取扱いの面もイージーですから。


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