試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

BOARD名・サイズ 2014TABOU SPEED STER 118L 233×75㎝ N:54㎝ T:49㎝ 厚み11㎝ 2014TABOU SPPEDSTER
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RaceモデルであるMANTAをFreeRideテイストにディチューンしたのがSPEED STER。
画像で見た時には、ショート&ワイドすぎるアウトラインに見え、どうかな・・・と思っていたが、実際に現物を見て、思いのほかスムーズなアウトラインで試乗を希望。
ボトム形状は、TABOUらしくラフ海面でも滑らかな乗り易さと抜群の走りだしの良さで人気のVが強い深めのコンケーブ。レイルは全体に薄めでテイルも絞られていてFreeMoveのような形状。多くのメーカーが採用しているデッキコンケーブは浅めで、フロントストラップ付近はフラットなデッキシェイプを広めに持ち、見た目からも乗り易さが伝わってきます。
素材は、デッキフルカーボンにボトムPVCを使用し、本格的なRACEモデルのフルカーボンボードよりは取り扱いもイージーですが、やはり乗れている中級者以上の方におすすめのボードの作りです。
WAVEしかりRaceSlalomしかり、以前から常に乗り易く高性能な名艇を数多く生み出してきたTABOUですが、このボードにも数多くの工夫が施されています。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
初速 上り
 SPEED性能 ターン性能
 波乗り性能 安定感 浮力バランス
 装備品のクオリティー 重量レベル
マッチングSAILタイプ エリア  カム付FREERACEセイル~ノーカムFREERIDEセイル。
おすすめレベル  プレーニングをこなし始めジャイブ練習中の初中級者の方から、ソフトでイージープレーニングを望む上級者の方。

 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 Date / ゲレンデ 2014年5月 検見川
 コンディション  南西~南南西 膝から腰のうねり 海面は比較的滑らかでしたが、検見川特有のチョップがありました。
若干アンダー気味ですが7.5以上のSLALOMはキッチリプレーニングする風速。
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  MAUISAIL BRAZE7.0 2カム7バテン FREERACE / 純正44㎝
6.5が走れる南西の海面よりはマイルドでしたが、検見川オンショア特有の不規則な膝から腰の風うねりが入るコンディション。
検見川のサーマルとしては少し弱めの部類で普通なら7.5以上を使っている方が多いコンディション。
手応えのあるブローを受けた際の爆発的な加速は無いものの走りだしは良い方に感じました。と言うか無茶苦茶スムーズです。落ち着いてストラップに足を入れやすいオートマチックで滑らかな加速感! 思わず乗り易いボードに仕上がっているなぁって感じました。
とにかく、このボードに感じたのは、リフトの強い本格的なSLALOMボードのスピードの高さよりは、そのマイルドな乗り易さでした。
自分の体重では7.0で走る検見川の南西であれば通常44㎝のフィンサイズでは大きさを感じフィンサイズを落とすのですが、このボードはその感覚を一切感じさせないマイルドさがありました。
時折、うねりのトップが崩れる海面で、あっ跳ねちゃうかな・・・って思うチョップでもボードが跳ねてしまう事は無く滑らかに越えてくれます。
圧巻だったのは、幅が75㎝もあるボードとは思えないジャイブ性能とタック性能。
驚くほどスムースにレイルを入れてカービングさせることが出来ます。
え!? これってFreeMoveやFreeStyleWaveボードじゃないよね?!ってぐらいにターン性能が優れています。
ジャイブが楽しい~♪ボードです。
前日に80キロ近い中級者の子に同じく南西7.5で試乗してもらい、もらったコメントでも、ジャイブ性能の良さと乗り易さを絶賛していましたし、何時も一緒に乗っている方達に「ジャイブ上手くなったね!!」って言われてました。
アンダーとは思えない走りだったのですが、上りの良さは感じられませんでした。ここは、借りていられる期間にもよりますが、再度チェックしてみたいです。
ですが、この上りの良さを感じないことが、マイルドな乗り心地を生み出しているとも感じました。
要するにフィンでリフトし過ぎずにベアーし易いボードです。この良さは、プレーニングに慣れ始めたレベルの方にとっては、とっても乗り易いと感じる部分に繋がると思います。オーバーでも、少し荒れ気味の海面でも、その乗り易さが武器になるでしょう。
浮力バランスに関しても、233と短めの長さなのに、タック時にノーズのひどい沈み込みは感じませんでしたし、アンダ―時の静止浮力も広めのフラットデッキのお陰で楽でした。
ストラップのレイアウトは内、外の2列が選択可能です。一番外側にしても本格的なRaceSlalomよりは内側です。最初は内側のストラップ位置で試乗。このポジションではマイルドな走行感がよりUPし、足も入れやすく特に後ろ足の入れやすさを感じ(海面を蹴らないで入れられる)プレーニングの安定感に欠けるレベルの方には良いポジションだと感じました。次に外側で乗りましたが、よりハーネスワークがしっかりしていてスピードも出せる方が乗るならば、やはり外側の方が高いボードスピードをKeepし易いと感じました。どちらのポジションでもタックやジャイブのし易さは同じでした。
特殊なデッキパッド形状のお陰で、内側のポジションで乗っている時にも幅の広いボードを抑えずらい感覚は一切なし。こう言ったところがTabouの良さだと感じました。
安定感、滑らかなプレーニング感、ターンのし易さ、外側過ぎないストラップへの足の入れやすさ等で人気のFreeMoveやFreeRideボードの良さに、SLALOMテイストをアップさせたような乗り心地のボードは、中級者の方にとっても非常にお奨めなボードに感じましたし、検見川のオンショアのように風波で荒れやすい海面で楽しむにはお奨めのSLALOMボードだと感じました。




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