このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

BOARD名/サイズ/カテゴリー 2015TABOU ROCKET LTD/115L 242×66 テイル48㎝ 6.7㎏/FreeRideSlalom 2015TABOU ROCKET LTD 115L
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
2006年発売以来、微妙なマイナーチェンジ(幅や厚みの調整のみで基本的な乗り味を決定するロッカーは変えていません)を繰り返し継続されてきた息の長いボードだけに完成度の高さは抜群。特に長さと幅のバランスがとても良く、それが乗り手に楽さと楽しさを与えていると思うボードです。115Lはここ2年間、同じです。
基本はSLALOMでプレーニングを軸に楽しめるボードなのですが、非常に自在性の高いジャイブ性能を持ち、うねりやチョッピーな海面でも楽に楽しくターンを楽しめます。ボトムに入った深めのコンケーブのおかげでアンダー気味の走り出しも特に良い。
95・105Lは、サイズ的にちょっと波があればジャンプして遊ぶことも可能なFreeStyleWaveのようなボードになります。
115・125Lは、ジャイブもプレーニングもそこそここなすレベル以上の方にとっては、乗りやすさとストレスを感じないレベルのプレーニングを楽しめるボードです。ジャイブのしやすさは、このサイズでも変わることはありません。
特に115Lは幅が66㎝と広すぎず、長さも短すぎずに、本当に良いアウトラインです。体重が60キロ前後の方にとっては、やや風の弱い7.0から吹いた5.3までを楽しめるサイズになりますし、体重が70キロ以上の方にとっては吹いたときの7.0から5.0を楽しめるサイズになります。
125L以上は、他サイズに比べ走りに重さを少し感じるサイズになりますが、基本的な特性は同じでジャイブのし易さは特に抜群。ビギナーよりの方におすすサイズになります。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
 プレーニングパフォーマンス
 
スピード・初速・上り

上りは〇(純正フィンの場合)
 アクションパフォーマンス
 
ベーシックフリースタイルアクションや
 ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
(105L以下は◎)
 スピードジャイブ性能  ジャイブの弧の自在性
 波乗り性能 サイドショア/オンショア /  浮力バランスや安定感
 コントロール性能 ラフ海面  ☆  装備品のクオリティー
 マッチングSAILタイプ  よほど突出したRACEやWAVEモデル以外どんなタイプでも合いますが、
スピードの面も操作も楽しめるボードなので、その特性を活かせる5バテンWAVEや
スピードに優れるFreeRideSlalomモデルがオススメ。
 おすすめレベル  95~125Lはジャイブもプレーニングもこなす中級者以上の方。
135L以上はハーネスワークが7m/s以上で可能なビギナーよりの方。

 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 Date / ゲレンデ 2014年12月 / 検見川
 コンディション  北西10m/s前後
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  SIMMER APEX5.7(5バテンWAVE) / 純正38㎝ 
WAVEセイルの5.0や4.7に100L前後のFreeWaveやFreerideSlalom等で楽しんでる方が多い、やや強風で試乗。
使用したセイルはWAVEモデルですが、高速性能にも非常に優れていて海面が荒れ気味の時のプレーニングを楽しむのに最適なセイル。
風向きはサイドですが、沖合いの海面は風波で荒れてオンショアチョッピーな海面と同じになります。膝から腰のうねりが入っていました。セイルパワーはジャスト。
自分の体重でも、ラフな海面でボードの抑えにストレスを感じることなく滑らかなプレーニング感だったことや、純正のフィンがパワーを感じさせないフィンなので、スピードが出ている感覚はありませんでしたが、十分に速く楽しいと思えるレベルのスピードでした。
スピードの速さを問うよりも、チョッピーでボードが跳ね易くスピードを出したセイリングが難しく感じるコンディションで楽に走りを楽しめる事と、波に乗ったときにランニングになるためにジャイブが難しい状態でも抜群のターン性能を発揮してくれるターン性能の良さを褒めるべきだと感じました。特にジャイブの良さは特筆すべきで、うねりにしっかりレイルが入ってWAVEボードのようにドライブしていきます。(ケミの北西アウトサイドのジャイブは、乗っている間中にノーミスはなかなか無いのですが、このボードは本当にミスをしないし、たとえミスっても沈を回避できるリカバリーが可能)
久しぶりにROCKETに乗りましたが、相変わらず良いボードです。115Lは自分の体重でも吹いても楽に乗れて、風が抜けても楽々なサイズでベスト。
海面を選ばすプレーニングを楽しめる乗りやすさと、タイトでもカービングロングターンでも自在な弧を描けるターン性能は、プレーニングとジャイブを軸としたベーシックなウインドサーフィンの楽しさを余すことなく楽しませてくれるボードだと感じます。
WAVEはやらないけど、検見川の北西や南西が吹いて海面が荒れた時にも楽しく乗りたい方にはオススメの味付けだと思います。
 Date / ゲレンデ 2014年12月 / 検見川
 コンディション  北西10m/s未満でややライト
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  SIMMER ENDURO6.5(5バテンFreeRideSlalom) / 純正38㎝ 
100L前後にWAVEセイルの5.3や5.8の方はアンダーで、通常なら7.5や7.0でSLALOMを楽しんでいる方が多いコンディション。ややアンダー気味になる6.5で試乗しました。海面はうねりも少なく絶好のファンSLALOMコンディション。
幅広ボードではないのですが、ブローを受けたときの走り出しも良かったし、風が抜けたときの浮力バランスも自分の体重なら抜群でした。
海面が良かったので深く落として走ってみましたが、スピード感も十分だし全く足にストレスを感じないボリューム感でした。
フィンを同じ長さで本格的なRACEフィンにすればフラットな時は更にスピードを楽しめるボードになると思います。
115Lは、体重が55から65キロぐらいの方ならライトな風でも楽しめる浮力になりますし、そこそこ吹き上がっても暴れずに乗りやすいので、90L前後のボードを下に持てば2本で幅広いコンディションを楽しめるでしょう。
 Date / ゲレンデ 2015年3月 / 検見川
 コンディション  北北東5~7m/sでアンダー気味。ブローでは両足が入る事もありました。海面はフラット。
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  GAASTRA SAVAGE7.2(7バテンFreeRideSlalom) / 純正38㎝ 
ブローが抜ければ走らないアンダー気味のコンディションで7.2㎡を使用。冬が終わり弱めの風も入り出したので夏のサーマルなどのライトな風を意識してのボードとセイルのテストでした。
自分の体重にとっては115Lはライトなコンディションでもベストマッチです。7.2のセイルサイズで、沖合のブローで乗った後に岸までノンプレーニングでタックしながら帰らなければならない状態でも長さが長めのアウトラインのおかげで楽々でした。ショート&ワイドで浮力バランスが悪いとプレーニング時には気になりませんが、アンダー時はここがつらい。
アンダーでの走り出しの良さは、イージージャイブの楽しさに加えこのボードの最大の特徴の1つでもありますが抜群でした。ここは発売以来変わらずホント良い部分です。
プレーニングで上りが厳しいほどアンダー気味でもブローで走り出してしまえばプレーニング持続性も良かったし、プレーニング感も軽くストレスは感じません。プレーニングとイージージャイブを楽しめるベーシックな楽しさを存分に与えてくれるイージースラロームボードです。
やはり純正のフィンは吹いた時には楽に使えるサイズであり形状ですが、アンダー気味やフラットで乗る時にはもう少しパワーが欲しい感触です。上りも少し悪く感じます。同じサイズでもMFCのKPやMUFのSLALOMフィンを使うと、乗れる人ならば更なるリフト感のあるプレーニングを楽しめるでしょう。

 

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