試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名・サイズ・カテゴリー Angulo CV-1 120L 240×70 FreeMove 2016ANGULO CV1
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
本格的なプレーニング性能に長けたFreeRaceSlalomのReleaseと、FreeWaveのChangoの操作性の良さを持たせた中間的なSLALOMデザインになっているのがCV-1シリーズ。
90L / 100L / 120L / 150Lの4サイズのラインナップになっています。
90と100は同じロッカーとボトムシェイプになっており、フラットウオーターで走りも楽しめながら、ストラップやジョイントポジションを変える事で、波の中でもWAVEの様に遊べるようデザイン。120Lと150Lは基本は走りを軸に楽しめるけど、走り過ぎず、ターンや、その他の遊びも楽しめる様デザイン。
今までは興味を持っていなかったのですが、ここのところ乗り込んでいるAnguloボードが、どれも乗りやすさと明確なコンセプトを感じさせ、ハイパフォーマンスなセイリングを楽しませてくれ、非常に多くの方にユーザーフレンドリーなボードメイキング(丈夫さも兼ね備えている)をするメーカーだと感じるので試乗を希望しました。
以下120Lに関してです。
・ノーズからテイルまで幅が広めのデザインですが、他社のFreemoveと呼ばれるボードよりは幅は広すぎず、
 厚みも薄すぎ無い。(SLALOMよりは丸みを帯びたレイルで薄いです)
・ストラップレイアウトは、走りを基本として外とやや内側。(リアはダブルで使うのが基本でセンターは無しです)
 ですが、外側でも本格的なSlalomよりは内側です。
メーカーHP

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
 プレーニングパフォーマンス
 スピード・初速・上り
 アクションパフォーマンス
 ベーシックフリースタイルアクションや
 ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
 スピードジャイブ性能  ジャイブの弧の自在性
  波乗り性能 サイドショア/オンショア /  コントロール性能 ラフ海面
 浮力バランス安定感  装備品のクオリティー 
 マッチングSAILタイプ&エリア  ノーカムのFreeRideSlalomセイルやパワーもある5バテンのWaveセイル(CrossOver)
少しソフトな使用感で、トップスピードを重視するのではなく、操作性の良さもあり遊びながら使えるぐらいのセイルがマッチします。

マッチングエリアは5.5~7.5㎡ぐらいに感じます。
 おすすめレベル  基本はSlalomですが、ターンがし易く、海面に左右されないマイルドな走りを楽しみたい中級者以上の方。
走り過ぎず、コントロールし易いプレーニングで乗りたい方。

 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 Date / ゲレンデ 2015年11月 / 三浦
 コンディション   サイド~サイドオフ 海面は風波があり面はチョッピー
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン   Simmer2015APEX5.7 / 純正40㎝
RACEセイルの7.7が少しオーバー気味で、7.0ジャストに感じるほどのコンディション。使用したのはCrossOverな性能を持った5バテンのノーカムセイルでしたが、自分が想像していた以上にプレーニングスピードの高さ、上り性能を感じさせ、お! これはSLALOM感も抜群のボードだなぁ~って言うのが第1印象。
Releaseにも同時に乗ったのですが、ボードの硬さや水切れのよさ、フィンのみで走る接水面の少ない走行感は、確かにReleaseの方が上ですが、実際のトップスピードに大きな差は無いんじゃないかな・・・周りのSLALOMの方と比べて、ひどく遅い感じは無かった。
CV-1は、とにかく走行感がソフトで走ることが楽。そして、自在性のあるジャイブ性能も特筆するべき事項です。
海面は風波があり、しっかり角度をコントロールして走らないとボードが跳ねてしまうコンディションでしたが、このボードは、そう言ったコンディションでもリラックスして楽しめる乗り味になっています。ハードすぎず丸みを帯びたレイルが水に馴染みソフトな走行感を生み出し、やや不規則な風うねりの中でも臆することなくジャイブに入ることが出来、その自在性を楽しむことが出来ました。要は、ギリギリじゃなくて余裕のある楽しむセイリングが可能って事です。
通常、Anguloボードは、サイズ以上の体感浮力を感じるのですが、このボードは逆にノーズが少し小さく感じた、走りやターン性能はコンパクトに感じたおかげで非常に楽しかったが、タックした時には幅が70㎝で120Lあるボードの安定感では無く110Lで幅が65㎝ぐらいのボードに感じました。?! 海面がうねって、ブロー抜けしている時もあったせいかな・・・次回にもう一度テストしてみます。
ジョイントの位置やストラップの位置は、走り重視の場合はチェックできました。使用したストラップポジションは、フロント、リア共に3番目です。ジョイントはセンターよりやや後ろ。多分、使用するポジションで乗り味が変化するはずなので、乗り込んで再度レポします。

 Date / ゲレンデ 2016年1月 / 千葉 館山
 コンディション  南西(クロスオンショア) 海面は、腰~腹の風波があり面はややチョッピー
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン   Simmer2016 2X 7.1 / 純正40㎝
今回使用したセイルは、2カム6バテンのスピード重視のFreeRaceSlalom。コンディションはクロスオンショアで、インサイドは膝から腰の波があり、アウトサイドも腰~腹ぐらいのうねりがあり、ややチョッピー。本格的なSlalomボードだとスピードをキープして走るのが難しいコンディションです。
100Lぐらいに6.0ぐらいのWAVEセイルで楽しんでいる方も沢山いました。
スピードに関しては、前に記したとおり遅すぎる感覚はありません、十分に速く楽しいと思えるレベルです。ですが、水に馴染んでソフトに走る走行感なので、荒れ気味の海面でもボードが跳ねてしまわず、力まず楽に楽しく乗れました。ソフトでマイルドな走行感です。
ジャイブに関しても、大き目のうねりに合わせてやりましたが、うねりに馴染んでソフトで非常にし易かったです。
使用したセイルが、かなりスピードに長けたカチッとしたタイプなので、強めに引き込み続けなくてはならず、そういった走りをするには自分の足の大きさではストラップが外側でもやや内側過ぎるなぁ~と感じました。
このボードは、スピードに長けたカチッとしたフォイルのセイルを使って、セイルを引き込み続けスピード重視で乗る本格的なSlalomセイリングよりも、ノーカムで少しソフトなタイプ(使用感はソフトでも高速域のフォイルの安定感はあるタイプ)のセイルで楽しみながら走る方が、ボードの楽しさを十分に味わえると思います。しつこく書きますが、遅くてつまらないのではなく、ぎりぎりのハイテンションでスピードセイリングを楽しむのではなく、余裕を持ってスピードを楽しんで、うねりに合わせてドライブジャイブを楽しんだり、インサイドでクイックなテイルジャイブを楽しんだり、チョップがあればジャンプして遊んだ方が楽しいと言う事です。そう言う遊びをしたくなる操作性の良さを持ち合せたボードです。例えるならJPのMagicRideやSimmerのFreeMoveです。
カム付セイルで走りを軸に楽しみたいのならばAnguloボードならRereaseがおすすめです。更にランクが上の走りを望むならMagunumがあります。

フラットウオーターなら十分なスピードを楽しめるし、海面が荒れてきても乗らされている感覚にならず楽しめる。技量がある方が乗れば、その操作性の良さを活かして波に乗せてターンを楽しんだり、ジャンプも楽しめます。1本で出来るだけ多くの楽しみを味わえるボードに仕上げていると感じます。
マッチングセイルを例えるならば、7.0~7.5のライトからミドル用は、EZZYセイルCheetah&Legacy、GaastraセイルのMatrix、SimmerセイルのEndulo。やや海面も荒れてくる6.0以下ならEZZYセイルのTigera&Legacy、SimmerセイルのApexです。
前回に感じたノーズ付近の浮力感は、やはり、タックが不馴れなレベルの方がし易いものではありません。幅広過ぎないシェイプです。レベルがある方が意識して行えば決して難しいものでは無いのです。これは、ボードが大きすぎる感覚にならない為のデザインだと感じます。実際、5.7㎡のセイルで乗ってもボードが大きく感じませんでした。7.1㎡のカム付セイルで、うねりの中でセイルアップしてもバランスは非常に良かったですし、ジョイント付近から前足のストラップ付近のノンプレーニング時に必要な安定感はあります。微風時のジャイブは非常にやり易かったです。

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