このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名・サイズ・カテゴリー 2016STARBOARD ATOM WOOD 130L ・239×84㎝ ・ FreeRide
2016STARBOARD ATOM130L WoodReflex

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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
厚みが薄く幅が広い次世代のイージーSLALOMボード(FreeMove)の多くは、幅による安定感があり、本格的なSLALOMボードと言えるほどスピードの高い軽いプレーニングを非常に楽に楽しめると感じていました。(レイルが薄く特に足が疲れない)
しかし、全長が短かかったり、厚みが薄い為に、ジャイブはいいが、ノーズの浮力が少々足りずにタックが難しいとかベアー時にノーズを潜らせてしまいがち等、慣れないレベルの方には少々難しさを感じる物も多かったです。
この為、おすすめレベルはプレーニングがこなせる中級者以上の方にしていました。特に体力的には落ちてきているけれど技術はある上級者の方には最高のボードだと感じていました。
自分の知る中では、走行感は少しマイルドになるけれど、技術的にもう少しの方にもおすすめの浮力バランスの良さを感じていたのは唯一JPのMAGIC RIDEでした。
今回試乗させてもらった130Lは2015モデルの継続になりますが、とにかく浮力バランスが良く、MAGIC RIDEに感じた良さが備わっている言えます。スピードに優れるボードはFUTURAがあるので、ATOMはこの味付けの方が個人的にはお奨めしやすいですし、選ぶ人も選びやすいと感じます。確かめたわけでは無いのですが、2015モデルのATOMは100・110・120は一段高いプレーニング感が楽しめる感触だったことを聞いています。2016モデルはマイナーチェンジされて長さも235から239になって厚みもプラスされています。どこかで試乗させてもらえれば別途レポートします。
<構造や付属品などについて>
・試乗したのはWoodですが、従来のWoodバージョンより高いボード剛性を感じました。
 →メーカーHPにも記載されていますが、硬さが出るようにレイルにCarbonを使っています。
 Carbonモデルより少しリーズナブルで丈夫さもありつつ、心地良いプレーニング感に必要なボード剛性がある
 作りと言えます。
・フィンのビスが取りやすい形状、ストラップに調整目安の目盛が付いている、薄いレイルでも足裏でホールドしやすい
 デッキパッドとデッキ形状、ジョイントポジションの目安の目盛など、気が付いただけでもユーザーフレンドリーな
 部分が沢山ある。
・付属のフィンはパワーもあるしマッチングが良い。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
 プレーニングパフォーマンス
 スピード・初速・上り
 アクションパフォーマンス
 ベーシックフリースタイルアクションや
 ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
 スピードジャイブ性能  ジャイブの弧の自在性
  波乗り性能 サイドショア/オンショア /  コントロール性能 ラフ海面
 浮力バランス安定感 ★   装備品のクオリティー 
 マッチングSAILタイプ エリア  基本的に、よほどレース色が強いセイル以外なら全てマッチングします。乗り味がマイルドなので、それを活かせる少しソフトな乗り心地のセイルが良いと思います。ノーカム~2カムの5~6バテンFreeRideセイル。
海面状態にもよりますがプレーニングする時の6.5~9.0㎡がマッチすると思います。
 おすすめレベル  5~7m/sでもハーネスが安定して使えてきたビギナーの方から、
マイルドなプレーニングを楽しみたい上級者の方まで幅広くおすすめします。

 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 Date / ゲレンデ 2016年1月 / 検見川
 コンディション  北 3~5m/s 海面はフラット
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  2016SIMMER 2X 7.1㎡ 2カム6バテン / 純正44㎝
クロスオフで海面はフラット。時折のブローでギリギリプレーニングするが、ほとんどはノンプレーニング状態のコンディションでした。
ノンプレーニング時に、ビギナーを意識したスローなタック、セイルアップ、ジャイブをやってみましたが、浮力バランスが良くとてもやり易かった。ジャイブはテイルに乗るので以前のモデルも問題ないですが、特にタックのし易さは長さがプラスされ厚みを見直した恩恵だと思います。加えてベアー時のノーズの沈み込みも、余程、雑にやらない限り問題ないレベルです。タック、ジャイブ共に回転性の良さは流石ショート&ワイドの丸いアウトラインでクルクルです。逆に回りすぎるくらい。
2回ほどしかプレーニングしませんでしたが(前足のみストラップに入った)、海面がフラットだったせいもありプレーニング感の軽さに驚かされました。ほんと氷の上を滑っているような感覚です! このプレーニング感の良さはデザインの良さもあるでしょうが、ボード剛性の良さから感じる部分も多分にあると感じました。実際、乗っていてボードの硬さがしっかりしているのが分かります。
従来のATOMは乗れる人におすすめだと感じていましたが、この130Lは、始めるゲレンデコンディションによってはスクールで基礎的な事が出来たレベルの方が乗っても良いと思いました。ショート&ワイドの丸いアウトラインに多い微風時の上りの悪さも感じませんでした。
 Date / ゲレンデ 2016年1月 / 検見川
 コンディション  北西 5~7m/s 海面は風波で少しチョッピー
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  2016SIMMER 2X 7.1㎡ 2カム6バテン / 純正44㎝
今回は、ブローが抜ければ走りませんが50%はプレーニング出来るアンダー気味のコンディション。アンダーでの走りを見るには良いコンディションでした。
周りの方と比較してアンダーの走りは良いと判断します。(7.5や7.0に完全なSLALOMボードの方達と比較して)同日にRRDのFireStorm Wood123L(FreeRace)にも乗りましたが、ブローが入った時の走り出しは敵いませんが、走り始めた後のプレーニング持続性は抜群でした。テイルの厚みが薄いので初速に関しては仕方ないと思います。ここでテイルの厚みを出してしまえば、ATOMの良さであるプレーニング時のボードの抑え易さや、海面が荒れ気味のジャイブのし易さや走り易さが無くなってしまうので。
プレーニング感は滑らかで走り過ぎる感はないし、それでいて走りは軽く心地良い。風波で少しチョッピーな海面でも乗り易かったですし、ジャイブ性能も幅を感じさせない良さ! 力まず快適に楽しくプレーニングを楽しめる!!って感じです。
まだプレーニングやジャイブが不安定なレベル方にも安心しておすすめ出来るボードです。

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