試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名・サイズ・カテゴリー 2017TABOU 3S LTD・224×61㎝ 96L・FreeStyleWave 2017TABOU 3S LTD
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
昨年までの長めのシェイプから短くFreeStyle(MOVE)を少し意識したアウトラインのシェイプに変更。2016モデルまでは239×61で96Lでノーズとテイルが細身でした。最大幅的にはボリュームに対して広すぎる感は無く標準的。ノーズの幅が通常より広めです。テイルはスカッシュでボトムには独特のカットが入ります。(このカットは従来からありました)。デッキがフラット気味でノーズ幅や前足付近の幅も確保されているので浮力バランスは以前のボードより高く感じますが、長さが短いのでボリュームなりの浮力です。
3STYLE。走りも楽しんで、これで波の中でも遊べるの?ってな感じですが、試乗してみて、これが遊べちゃうんです!ストラップレイアウトは多彩でアクション系の3本のパターンからSLALOM的に走りを楽しめる4本まで選べます。デッキパッドは踵の部分にクッションが入り、走行時も楽ですしジャンプの着水等のショックも吸収してくれます。また、ストラップに足を入れた時の足裏のフィット感も抜群です。ジョイントBOXに記載してあるジョイントポジションは、かなり有効で、遊び方によって位置を変える目安になり使い易いです。
ラインナップも豊富で86 / 96 / 106 / 116から選べます。中級者の方なら通常は106か116Lを体重によって選べば中~強風を楽しめると感じます。96L以下は女性か50キロ台の男性におすすめです。上級者の方なら65キロ前後でも問題無しです。
長さが短いのでタックが難しく感じると思いますが、レベルがある方なら慣れると思います。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通 ◎ 良い ☆非常に良い 
 プレーニングパフォーマンス
 スピード・初速・上り
 アクションパフォーマンス
 ベーシックフリースタイルアクションや
 ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
 スピードジャイブ性能  ジャイブの弧の自在性
  波乗り性能 サイドショア/オンショア /   コントロール性能 ラフ海面
 浮力バランス安定感  装備品のクオリティー 
 マッチングSAILタイプ エリア  WAVEセイルでもマッチングしますが、走りの面もとっても楽しめるマルチファンボードなのでCROSSOVERな味付けになっているセイルがベストマッチだと思います。チョッピーな海面で走りを軸に楽しむならFreeRideSlalomセイルでもマッチングは良いです。
 おすすめレベル  長さが短めなので、体重にもよりますが基本は上級者だと感じます。60キロ前後の方が105Lに乗るならば中級者の方でも大丈夫です。

 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 Date / ゲレンデ 2017年10月8日 /検見川
 コンディション  南~南南西 インサイドは少しアンダー気味でしたがミドル~アウトサイドはジャスト
海面は検見川らしく不規則な風波でチョッピー。インサイドの波は膝。
 
 テストライダー 身長170㎝体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン   Simmer A-PEX5.7㎡(5バテンCrossOver)/ 付属28㎝
インサイドは面も整った膝の波がありましたが、少し沖合は検見川特有の風波が入ったチョッピーなラフ海面でした。
前回は、何も考えずにジョイント位置をセンターや少し後方にセットして5.0㎡4バテンWAVEセイルで乗りましたが、ボードにパワーを感じましたし同じようにオンショアのチョッピーな海面でしたが、ボードの上下動が気になり、波の中でも楽しめるターンの感触は得られませんでした。こんなはずは今時のボードには無いだろうと思い、今日はジョイントBOXに記載された印の前寄りポジションで乗りました。使用したセイルサイズが違うとは言え、まるで別のボードに乗っているかの様な良さでした。
波の中でのターンはレイルの入れやすさも抜群でしたしターンの伸びも絶好調。特にフロントサイドは十分に波乗りを楽しめるものだと感じました。フィンが28㎝を使っている感じがせず、適度にルースでレイルの切り返しも非常にスムースでした。バックサイド側は少し波にパワーが無いと厳しいかな・・・って感じ、当てるべき場所があれば問題なく遊べると思いますが波が張っていないと返すのに慣れが必要です。とは言え、形からは想像も出来ない程に遊べる性能を持っています。
何より、今日の様な波はイマイチでチョッピな海面、いわゆる中途半端なコンディションでは、ラフな海面でも暴れず走りの良さを活かしたプレーニングの楽しみもあったし、上りの良さも抜群で海面を広く使って遊べる良さも感じました。流石FreeStyleWave系のボードです。検見川の南西や北西コンディションで遊ぶにはバッチリの味付けだと思います。(走って良し曲がって良し)
・長さが短めの為に、5.7㎡を使用しての今日のジョイントポジションでのタックは上級者向けのボリューム感だと思いました。多分、5.3や5.0なら問題なく感じるでしょう。5.7の場合は、1㎝ぐらい後ろに下げた方が良いかな?ま、前足のストラップを少し下げる事でラフ方向へのカービングも良くなる可能性があるので今日の試乗だけでは決めつけられない部分です。基本、ジョイントを前にしてストラップを後ろ気味にした方がロッカー的に動きがクイックになるはずです。
・デッキパッドの踵部分のクッション性や形状が良く、ストラップに足を入れた時のホールド感や走行時のショック吸収が大変良く感じました。
また別の機会に、FreeRideセイルでジョイント位置を変えて4本のストラップで試乗してみます。走りがかなり期待出来そうです。
2017TABOU 3S2017TABOU 3S


 Date / ゲレンデ 2017年10月 /九十九里
 コンディション  風はアウトに出るのにギリギリのアンダーで波は頭以上で面の良いサイドショア。波に乗せればプレーニング。 
 テストライダー 身長170㎝体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  Simmer A-PEX5.7㎡(5バテンCrossOver)/ 付属28㎝
本格的な波乗りコンディションでも遊べるかな?って事で九十九里でライド。風はアウトに向かうのにギリギリでノンプレーニング、波はサイズはあるけど面が良いサイドショアのダウンライン波乗りコンディションでした。
自分の体重では、ノンプレーニングでも幅があるのでゲッティングはし易かったし、セイルアップも問題無しでした。波に乗った時も「お、イケテルなぁ~」って感じでレイルの入りも良いし波のパワーでのスピードアップも抜群。流石に掘れた場所へラインをコントロールして当て込む事は厳しいですが、ダウン気味に波を乗っていくにはWAVEボードの良さを感じるレベルの高さで、フィンが28㎝なのにトップターンでグリップしすぎて切り返しがしづらい感覚もなくバッチリでした。WAVEとして遊ぶにも十分な乗り味を持っています。ジョイントやストラップ位置は前回と同じ。ターンを楽しんだり海面が荒れたりしている場合には、おすすめの位置です。
 Date / ゲレンデ 2017年10月 / 九十九里
 コンディション  波は腰~腹 インサイドはアンダーでしたがアウトはジャスト。アウトサイドは風波があってチョッピー。 
 テストライダー 身長170㎝体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  Simmer A-PEX5.7㎡(5バテンCrossOver)/ 付属28㎝
 今日はストラップを4本にして走りの面を中心にテストしてみました。
ジョイント位置はセンターより1㎝後ろでストラップは前が3穴目、後ろが3穴目で使用。5.7を使う分には、このポジションでボードのパワーを感じずに荒れ気味の海面でもスムースに快適なスピードでプレーニングを楽しめました。4本で外側のストラップポジションのお陰で、上りも取りやすいしスピードを出した時のボードの抑えもし易く走りの面も楽しめるボードである事を十分確認出来ました。フラットで違うサイズやタイプのセイルを使うならストラップ位置やジョイント位置を、少し後ろにして使うのもありかもです。
フラットなオフショア以外は乗ってみましたが、走って良し曲がって良し、この手のボードに求められる良さを、しっかり持ち合わせています。自信を持っておすすめ出来る1本です。ジョイントの位置で乗り味が変わるので、海面の状態や、求める走行感(スピーディーで直線的かマイルドでコントロール重視)で変えて乗る事をおすすめします。そうすれば幅広い楽しみを得られるマジックボードになってくれますよ~♪ 基本は、WAVEより上りも取り易く適度な直進性とプレーニングスピードがあり、SLALOMより遊べるターンも出来るボードが欲しいと思う方におすすめです。

2017TABOU 3S九十九里


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