このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名 / サイズ / カテゴリー Fanatic Gecko HRS / 100L 238×66 ㎝ / FreeRide 2021FANATIC GECKO HRS
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
100Lクラスのボードとしては長さは239㎝でやや長目、幅は66㎝でやや広目です。同じ100Lでも体感浮力が変わってくるのが、このスペックの違いです。GECKOはTabouのRocket同様に完成されたスペックとしてメーカーも自信がある為に、モデルチェンジを行わずグラフィック変更のみで非常に息の長い販売を続けています。
FreeWaveやFreeStyleWaveの100~105Lはレイルの厚みが薄くなったり幅が狭くなる分、更に切れ味の良いターン性能を楽しめるのですが、浮力バランスはアンダー気味のノンプレーニング時には難しくなりますしターンで失速した場合にも同様に難しくなります。
GECKOは適度にレイルに厚みをもたせている為にデッキがフラット気味で、その部分の浮力バランスが楽になります。
ノーズの幅がRRDのFireMove100Lよりも狭いので、体重が70キロ前後の方だと比較した場合にはGECKO100Lの方が浮力が小さく感じるでしょう。ですが、ターン性能(WAVE的な)の良さはGECKOの方が上です。FreeWaveのような良ささえ感じます。
付属されるストラップは丁度良い硬さでホールド性も抜群で非常にクオリティーの高さを感じます。
ストラップのバリエーションも多彩で、SLALOM的に走る楽しさも味わえるしWAVE的にターンを楽しむことも出来るポジションを選択できます。それだけマルチに楽しめるボードとしてデザインしている証でしょう。
8.0㎡まで載せられると言う表記は大袈裟な気もしますが、少しテストをマメにして色んなコンディションで乗ってみます。
もしかしたら違和感なく7.7㎡が乗れてしまうかも・・・。
HRS工法は重量はありますが、自分がリペアーをした中で、色んなメーカーのリーズナブルな作りの工法の中では最もしっかりとした丈夫な作りだと感じます。Fanaticは作りが良いと言うのは多くの方からも聞きます!
ここが強風ビギナーの方にもGECKO100・110Lをおすすめする理由でもあります。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
プレーニングパフォーマンス スピード・初速・上り アクションパフォーマンス
ベーシックフリースタイルアクションや
ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
スピードジャイブ性能 ジャイブの弧の自在性
波乗り性能 サイドショア/オンショア / ◎ コントロール性能 ラフ海面
浮力バランス安定感 装備品のクオリティー
マッチングSAILタイプ エリア  一般的には4.5~6.5㎡ですがSLALOM的にジャスト~オーバー気味で乗るなら7.0㎡もOk。
5バテンのスピードと操作性のバランスの良いCrossOver性能をもったセイルがマッチング。
おすすめレベル 基本的なプレーニングが出来ている中級者の方以上


 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
Date / ゲレンデ 2021年2月
コンディション  西南西(ストレートオンショア)波:腰から腹 ウネリ:胸 ブローはジャストですがアンダー気味
テストライダー  身長170㎝ 体重60㎏
使用セイル / 使用フィン  2019GA Hybrid5.6㎡ / MUF WEED28㎝ 
日中は4.5~5.0㎡のWAVEが楽しめるほど吹いていたせいもあって、ウネリや波は風の強さのわりには大き目でした。
ちょうど夕方に風が終わる前の西に振れてきたパターンのタイミングでの試乗です。
フルパワーのプレーニングではないですが、ジャスト~アンダー気味の走り出しの良さ、チョッピーな海面での滑らかでソフトな走行感、ジャイブの入りへの良さ、
面の良いウネリの中ではFreeWaveか?と思わせるほど自在性があって楽しいターン性能を存分に感じる事が出来ました。
乗っていて楽しい!これに尽きます。
浮力バランス的には70キロ前後の方なら4.7~6.0㎡がピッタリだと思います。ジャスト以上なら6.5㎡も問題ないでしょう。
60キロ前後の方なら7.0㎡もジャストなら問題ないでしょうし、オーバー気味でなければ4.5や4.7も問題なく楽しめるでしょう。
長さが適度にとってあるのでセイルアップもし易いしタックもし易く感じます。
今日は波の中で動いて楽しめそうなコンディションだったので、ストラップも一番内側のノーズ寄りのポジションに付け、ジョイント位置もセンターで130㎝の位置を使用。この位置で乗るとWAVE的な乗り味を楽しめます。
セイルは、今日使用した5バテンで少しパワーもありつつ操作性にも優れるCrossOverに使えるタイプがGoodマッチングだと思います。



Date / ゲレンデ 2021年6月
コンディション  南西(30°クロスオンショア)膝の波に腰から腹のうねり ジャスト
テストライダー  身長170㎝ 体重60㎏
使用セイル / 使用フィン  2021EZZY Hydra5.7㎡ / MUF WEED34・28㎝ 
前回のコンディションよりは波もウネリも小さ目で、プレーニング中心で楽しんだ方が良いコンディション。
先ずは7.5の方もアンダー気味の風速で28㎝を使用した時には、走り出しの悪さや上りの悪さを感じたので同WEEDフィンの34㎝に変えてみました。
走り出し、走りの良さはSLALOMらしい乗り心地になりましたがジャイブ性能は・・・今一つに感じました。
フィンが大きく感じ、この海面で遊ぶなら、この乗り味では無いよな・・・と言う感じです。
その後、風速アップし7.5や7.0の方も走り出しましたし、WAVEセイルの5.9㎡に115Lの方も走り出したので28㎝に交換。
走り出し、走りのスピード性能、上りの良さに加えて100Lらしいジャイブ性能やソフトな乗り心地を感じれバッチリになりました。
6.0でプレーニング中心に楽しむのにWEEDフィンを使うなら30㎝が妥当かな・・・と感じながらも、波やウネリで遊ぶ事も考えると28㎝の方が楽しいと思います。
ストラップは最も内側になる位置に取り付けリアストラップも1本で乗りましたが、かなりスピード性能も高く走りの面も楽しめるので、走りを楽しみつつ乗りやすさも求めるなら2列目で4本で乗る方がGoodです。
ウネリに合わせたジャイブのしやすさ、風波で荒れ気味の海面でもマイルドで水に馴染む走行感はFreeStyleWave同様ですが、もう少しSlalomテイストが高目のプレーニング感も楽しめます。楽に中~強風域のプレーニングを楽しむにはバッチリの乗り心地だと感じます。
今日はプレーニング中心のスタイルだったのでジョイント位置は133㎝ぐらいの位置を使用しました。(センターが130㎝なのでノーズ気味です)
FanaticGecko100L

Date / ゲレンデ 2021年7月
コンディション  南西(30°クロスオンショア)膝の波に腰のうねり ジャスト
テストライダー  身長170㎝ 体重60㎏
使用セイル / 使用フィン  2020GA HYBRID5.6㎡ノーカム5バテンFreeRide / MFC Freewave34㎝ 
今回は、一番中間的な乗り味のテスト。
FinはMFCのFreeWave34㎝でセイルはGAのHYBRID5.6㎡(5バテンで適度なパワーと操作性に優れるCrossOverな性能)を使用。
ストラップは3列の中間で4穴の2番を前後共に使用。スタンスは39㎝。
ジョイントは133㎝。
適度なスピード性能を楽しめつつオンショア風波で荒れ気味の海面でもイージーに乗れる最も中間的な乗り味として一番おすすめのポジションです。
GECKOはストラップレイアウトが多彩なのでセイリングスタイルで変えると、どのスタイルにもフィットし中級者の方にも十分満足のいく楽しさを与えてくれます。
<セッティング>
・Fin36㎝純正、ストラップは一番外で3番を前後共に使用、ジョイント位置は133㎝を使用。
最もSLALOMテイストが強くプレーニングスピードを楽しめるセッティングです。スピードに優れる6~7バテンのノーカムFreeRideセイルがマッチ。
・Fin Freewave34㎝、ストラップは中間列で2番を前後共に使用、ジョイント位置は133㎝を使用。
前述したように荒れ気味な海面でスピードと乗り易さのバランスに優れたFreeStyleWaveやFreeMoveボードの乗り味のセッティングです。適度なスピード、パワーに操作性の良さもある5バテンのFreeRideセイルやWAVEセイルがマッチ。(CrossOverセイル)
・Fin Weed28㎝、ストラップは最も内側で2番を前後共に使用、ジョイント位置は130~128㎝を使用。
最も走りを抑えた滑らかな乗り心地になりWAVEセイルを使用し波やウネリでターンを楽しめるFreeWaveテイストの乗り味になります。4バテンWAVEセイルや5バテンWAVEセイルの4.5~5.3㎡がマッチ。
FANATIC GECKO100HRS
FANATIC GECKO100HRS
FANATIC GECKO100HRS


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