BOARD名 / サイズ / カテゴリー |
Fanatic Gecko HRS / 100L 238×66 ㎝ / FreeRide |
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
100Lクラスのボードとしては長さは239㎝でやや長目、幅は66㎝でやや広目です。同じ100Lでも体感浮力が変わってくるのが、このスペックの違いです。GECKOはTabouのRocket同様に完成されたスペックとしてメーカーも自信がある為に、モデルチェンジを行わずグラフィック変更のみで非常に息の長い販売を続けています。
FreeWaveやFreeStyleWaveの100~105Lはレイルの厚みが薄くなったり幅が狭くなる分、更に切れ味の良いターン性能を楽しめるのですが、浮力バランスはアンダー気味のノンプレーニング時には難しくなりますしターンで失速した場合にも同様に難しくなります。
GECKOは適度にレイルに厚みをもたせている為にデッキがフラット気味で、その部分の浮力バランスが楽になります。
ノーズの幅がRRDのFireMove100Lよりも狭いので、体重が70キロ前後の方だと比較した場合にはGECKO100Lの方が浮力が小さく感じるでしょう。ですが、ターン性能(WAVE的な)の良さはGECKOの方が上です。FreeWaveのような良ささえ感じます。
付属されるストラップは丁度良い硬さでホールド性も抜群で非常にクオリティーの高さを感じます。
ストラップのバリエーションも多彩で、SLALOM的に走る楽しさも味わえるしWAVE的にターンを楽しむことも出来るポジションを選択できます。それだけマルチに楽しめるボードとしてデザインしている証でしょう。
8.0㎡まで載せられると言う表記は大袈裟な気もしますが、少しテストをマメにして色んなコンディションで乗ってみます。
もしかしたら違和感なく7.7㎡が乗れてしまうかも・・・。
HRS工法は重量はありますが、自分がリペアーをした中で、色んなメーカーのリーズナブルな作りの工法の中では最もしっかりとした丈夫な作りだと感じます。Fanaticは作りが良いと言うのは多くの方からも聞きます!
ここが強風ビギナーの方にもGECKO100・110Lをおすすめする理由でもあります。 |
=総合評価= |
△ 悪い |
○ 普通 |
◎ 良い |
☆非常に良い |
プレーニングパフォーマンス スピード・初速・上り |
◎ |
アクションパフォーマンス
ベーシックフリースタイルアクションや
ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能 |
◎ |
スピードジャイブ性能 |
◎ |
ジャイブの弧の自在性 |
☆ |
波乗り性能 サイドショア/オンショア |
/ ◎ |
コントロール性能 ラフ海面 |
☆ |
浮力バランス安定感 |
◎ |
装備品のクオリティー |
☆ |
マッチングSAILタイプ エリア |
一般的には4.5~6.5㎡ですがSLALOM的にジャスト~オーバー気味で乗るなら7.0㎡もOk。
5バテンのスピードと操作性のバランスの良いCrossOver性能をもったセイルがマッチング。 |
おすすめレベル |
基本的なプレーニングが出来ている中級者の方以上 |
<コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
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