このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名 2012EZZY cheetah6.5 ラフ456〜458cmブーム191〜198cm 
 
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 MODEL FREERIDE ノーカム7バテン
 テストライダー 身長170cm 体重62s
 使用マスト @GAASTRA FR75-460(SDM)
ASIMMER RDM90-430
BMAUISAIL RDM75-430
 ゲレンデ @検見川 南西
A検見川 南西
B検見川 南西
 コンディション
 海面状態
@ジャスト〜アンダー ややチョッピー
Aジャスト〜アンダー ややチョッピー
Bジャスト〜ややオーバー気味 チョッピーで肩ぐらいのうねり
 使用ボード・FIN @バーレー FREERACE245×68cm 115L MAUIFIN RACE40cm
Aバーレー FREERIDE250×85p 150L 50p
BSTAR  CARVE252×75.5p 135L 純正46p

=総合評価=  
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
アンダー性能 操作性
 SPEED性能  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ(自重)  プレーニング時の安定感
 ローテ―ション
マッチングBOARD   FreeRace / FreeRide
おすすめレベル   中級者の方から上級者の方

<コメント>

EZZYセイルは、とにかくユーザーの使い易さを考えた工夫が随所にみられ、耐久性等、こだわるべきところはこだわる、とにかくユーザーフレンドリーなセイルを作るメーカーです。
※EZZYは耐久性にこだわり、モノフィルムを一切使用していません、もちろん薄いモノフィルムを使った方が軽くなるのですが、物理的に絶対弱くなります、この相反する課題を、素材の工夫で耐久性と軽さのバランスを取っていると思います。同時にセイルのしなやかさや、リーチツイスト、フォイルの安定感も素材で工夫しています。SIMMERセイルにもそれは感じています。

昨年モデルも素材を大幅に変更し軽量化を図っていましたが、今年は軽さは同様、柄の入ったカラ―フィルム(もちろん耐久性にこだわったX-PLY)を使用し、見た目のインパクトもあります。
テスト予定は460SDM&RDMマスト、430RDMで行います。それぞれレポートします。

@GAASTRA FR75-460(SDM)2012/5/3UP
ダウンはトップのアジャスタブルベルトで8cmあけて、EXTは0cmの状態にしました。ダウンの表示を示すマークはミニマムにしました。
アウトは195pです。

どこから計るのが正しい数字かが分からないので、ダウンが何cmなのかは、はっきりしませんが、このセッティングで試乗しました。
他の方は7.5〜7.0uぐらいを使用していたと思います。そう考えるとアンダー性能は抜群だと言えます。
当日はアップダウンが激しかったので、ブローはジャストパワーでした。
ジャストでのセイリングでもフォイルの安定感は抜群!ミニマムに近いセッティングで、この性能か〜 絶好調だな〜って感じました。
もっと吹けば、当然ダウン、アウト共に+すれば良いはずですから。
ソフトな手応えが常にあるのに、引き込みずらさを全く感じません。
使用したボードが、スピードに優れるボードですが、全く走り負けしている感じはありません。なので評価も☆です。
チョップを越えた際に、引き込みが甘くなったり、セイラー自体のバランスが微妙に変化するのですが、そのような状態でも安定したパワーを供給し続けてくれます。その為、とてもスピードをKEEPし易く感じました。
昨年から白い部分の素材が増え、リーチコントロールがとても良くなったと感じていたのですが、今年は更に良くなっています。
※なだらかにリーチが落ちるのではなく、第2第3バテンでリーチが立つ感じになります。バテンテンションが強めに感じましたが(イジーは出荷時に一度セッティングしているのでバテンテンションも入っています)このテンションがトップのリーチツイストの為に大事なのだと感じました。(上記の画像をクリックするとリーチの様子も見れます)
とにかく楽しいSLALOMセイリングを可能にしてくれる仕上がりだと言えます。
ジャイブの立ち上がりのパワーは、流石にカム付きのFREERACEセイルには敵いませんが、このパワーが逆にコントロールし易いイージージャイブやセイリングを生みだすのだと思います。パワーがあれば、ジャイブへの入りや立ち上がりでセイルトリムやストラップワークが問われますから。
460のSDMマストだから、こういった乗り味になるのか?
別の機会にRDMの460マストや指定の430RDMで試乗してみますが、問題なく460のSDMのマストでも張れる事は確かです。

ASIMMER RDM430(90%Carbon) 2012/5/24UP
数字どうりで、セイルのマーキングどうりにリーチが落ちるのでマッチングしていると言えます。
テスト当日は、サーマルが上がり始めで、「WAVE5.2も走るよ!」って言う方もいたので、ダウンをMAX458pでアウトも196pでスタート。
しかしながら、パワー不足を感じたのでダウンを456pのミニマムにし、アウトを194pに変更(セイリング後に計測)
再度セイリング。
サーマルに多い、吹き出しの1hは強く、その後は落ち着くパターンで風速がダウン。
7.5ぐらいの方も走っていない状態となった。
ボードの能力もあってですが、それでも、どうにか走る事が可能でした。(テスト使用ボードA参照)
この事から、やはりアンダー性能は抜群だと言えます。
その後、少し風が戻って、ジャストパワーに近づきました。
アウトを少し弱めたのですが、それでも、もう少し弱めてバックハンドのプレッシャーを出した方が、より良かったと言えます。
(風がギリギリだったので、フィンで走るジャストの感覚と、ちょっと足りない感じを繰り返していた感じでした)
数字で言えば192p位にするのが良かったと思います。
要するに、メーカーの表記する数字どうりのダウンとアウトの関係になっていると言えます。
460のSDMでセッティングした時よりも、ちょっと柔らかいかな・・・と感じたのですが、引き込んで走っている際にドラフトが安定しない感じは全くありません。
ジャスト〜アンダーの状態ですが、指定マストのRDM430で、しっかりセッティング出来ていると言えます。
当たり前の事なのですが。

EZZYセイルは、このCheetahに限らず、マストのメ―カ―やマストの長さに対しての適応範囲が広いなぁ〜と感じます。
純正マストの430RDMでも試乗してみますが、上記2本のマストでも十二分にマッチングしていると感じます。
ここもユーザーフレンドリーなセイルだなぁ〜と感じさせてくれる部分です。

BMAUISAIL RDM75-430 2012/6/2UP
MAUISAILのマストは、センターが硬めのトップベント系のマストなのですが、吹いた時のEZZYセイルとの相性が抜群に感じているのでTESTしました。
TESTしたコンディションの中では最も吹いたコンディションで、5.2uのWAVEの方も走っているコンディションでした。
感覚としてはジャスト〜ややオーバー。ジャイブに入るのに気を使うスピードでした。
ずばりイイです。エキサイティングなプレー二ングスピードでも安定したフォイルを保ちます。
マストのマッチグも最高ですが、セイルの性能も惚れ惚れします。
ダウン、アウト共に表記のMAX値で使用しました。