このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名:2014EZZY ELITE 5.0  MODEL:WAVE 
<総合評価>  △ 悪い   ○ 普通  ◎ 良い  ★非常に良い 
アンダー性能 操作性
 SPEED性能  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ
(自重)
 プレーニング時の安定感
 ローテ―ション
カムorバテン
マッチングBOARD  WAVEボードはもちろん、一般的に楽しむのならばFreeStyleWave、FreeMove、FreeRideボードでも楽しめます。
おすすめレベル  ビギナーの方~上級者の方まで、あらゆるレベルの方。

2013年に発売された4バテンELITE。その使用感、自重の軽さから昨年も人気がありましたが、今年はマイナーチェンジを受けて、更に使い勝手が良くなりました。
特にアンダー性能の良さがプラスされたと感じます。
2013モデルは、アウトを弱めにするとドラフトの安定感がイマイチに感じていたので、引き気味で使用していました。それの方が操作性も良くスピードにも優れた仕上がりになっていた為です。
ですが、そうすることで当然フォイルは浅くなるので、アンダーもそうですが初期加速の悪さを感じていました。
今年は、ダウンはミドルのセッティングで通常使用していますが、オーバー気味に感じたらアウトを引く、アンダーならば弱めるだけで、ほぼ問題なく広い風域で使えるフォイルの安定感があります。
2013年モデルに比べトップのリーチの反応が良くなったことが、このことに繋がっているような気がします。
セイルを引き込んだ時にマストがベンドして、しなやかな手応えが感じられる理想的な使用感です。
良いと感じるセイルは、ここが良いですね!
2014モデルを使ってから分かった感覚なのですが、昨年は手元だけで走らせてる感じだったのですが、この部分(赤丸)が良くなったおかげで先に述べた部分も含め全てが良くなっているのだと思います。
2013年の良さを引き継ぎながら素晴らしいマイナーチェンジで完成度が高まったと言えます。
セッティングのガイドに関しても、他メーカーには無い工夫がしてあり、良いセッティングで乗って欲しいと言う作り手の情熱が伝わってきます。ここがEZZYファンを増やす理由でしょうね!
 2013モデル  2014モデル
他社のマストでセッテイングした際の
ダウンの目安を示す工夫。
第2パネルのリーチにプリントされています。
これ以上リーチを緩めない表示です。
昨年から採用されているダウンの目安の為の工夫。
Medまで引けばミディアムになる。Maxまで引けばマックスの値になる。画像は純正マストを使用。他社マストであれば左のプリントを目安にダウンを引き、その位置に画像のパーツをずらせば良い。
ダウンプーリーの下辺で何センチダウンを引いたか分かるゲージがフットベルトに付いているために便利。現在のセイルはダウンの引き具合が重要なので、ありがたい装備です。


 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。サイズは全て5.0㎡です。
Date ・ ゲレンデ・ ライダー 2013年10月 ・ 岩井 南西 ・ 身長170㎝ 体重60㎏
コンディション  ジャスト~アンダー 波は腰~腹 サイドに近い状態でした。
使用マスト・ボード・フィン Simmer RDM9 400 ・ 2013QUATORO QUAD72L サイド純正250 リアフィンMAUI300
ショップのイベントで岩井海岸に出かけ、イベント終了後の夕方、他の方は風が止んできていたのでほとんど上がっていました。
ブローはまずまずなのですが、波のあるインサイドはガスティーな状態で、普通なら85L以上に5.6で乗ろうかなっと思うコンディション。これしか道具が無くて駄目もとで出たのですが、このセイルのアンダー性能の良さを実感しました。ボードもですが・・・。
手元で引っ張るから走るのでは無くて、セイルのしなやかさがトップの方に感じられ、とにかくアンダー時のセイルに頼ったバランスは取りやすいし、走り出しは楽だし、言う事なしでした。
この日は他社のマストでセッティングしましたが、使用感に違和感はなく、セイルにプリントされたガイドのおかげでセッティングも楽ちんでした。
画像は千葉ヒデさん撮影です。→千葉ひでさんHP
Date ・ ゲレンデ・ ライダー  2013年11月 ・ 検見川 北西 ・ 身長170㎝ 体重60㎏
コンディション   ジャスト 海面はチョッピー
使用マスト・ボード・フィン  純正400 ・ 2014TABOU 3S 105L 純正32㎝
以前にJPのFSWの93Lでも使用したことがあり、それなりにスピードが出たセイリングでも、それほどストレスを感じていなかったのですが、南西のうねりの中での海面だったので、同様にスピードの面も良い乗り味のFreeStyleWave Tabou3S 105Lにチョッピーな北西海面で使用してみました。波は無い状態なので走りの面を全面に感じるコンディションです。
流石にSlalom系のセイルには敵いませんが、それでも風のたまりを殆ど感じずにセイリングすることが可能でした。
十分かな?!と思いますが、やはり、スピードもパワーも求めるのであれば(FREERIDE的な性能)Tiger(5本バテンWAVE)が、より良いと思います。
ちなみに、年齢が65歳の方は今年の6.1㎡ELITEで118LのFreeRideSlalomボードに乗せて遊んでいますが、「自分の体力では、このセイルの軽さは有難いし、スピードの面も十分だよ!」って言ってました。
それだけ、使い勝手はオールラウンドな部分も持ち合わせているって事ですね!
Date ・ ゲレンデ・ ライダー  2014年3月 ・ 検見川 北西 ・ 身長170㎝ 体重60㎏
コンディション   ジャスト~少しオーバー 海面は、ややチョッピー
使用マスト・ボード・フィン  SimmerRdm400 ・ 2014Simmer FreeMove 100L 純正34㎝
午前中は4.0前後で乗れるコンディション。自分が行ったときには少しインサイドがガスティーになり始めてましたが、それでも沖合のブローは強めでフルパワーで走れるコンディションでした。
4バテンはスピードの面は・・・と思う部分があったのですが、今日のセイリングで通常レベルであれば十分だという確信を得ました。
使うボードの大きさもあるとは思うのですが、(今日使用したボードは235×70㎝のSimmerのFreeMove100L。操作性も良くスピードも楽しめるFreeStyleWaveの幅広なボードと考えてください)このボードとのマッチングに不満がありませんでした。
プレーニングを楽しむSLALOM的な乗り方をしてみたのですが、楽しくてワクワクするプレーニングスピードでセイリング出来ました。
ブローで角度を落として加速したい時には加速でき、上りたい時には引き込んで上れる。
ブローでは若干、バックハンドが重くなりましたが、耐えられない範囲ではありません。もちろん、フィンが大きめなのでフィンに頼ってセイルが引き込めるからですが。
もっと体重がある方ならばパワーも欲しいので5バテンが好みになる可能性もありますが、自分の体重では楽しむのに全く問題ありません。
あらためて、2014モデルの出来栄えの良さに感心しました。4バテンはオーバーに弱いという概念は捨てても良いですね。このELITEに関しては。
■追記 2014/5月:本格的なSLALOMボードの90Lに6.1のELITEでガンガンにプレーニング出来るコンディションでも別な日に試乗する機会がありました。流石にジャイブはオーバーで入れませんでしたが、ハーネスで引き込んで乗っている時には、全く苦にならないドラフトの安定感でした。
6.1㎡の4バテンで、こんなにもドラフトが安定したセイリングが可能だなんて驚きでした。4バテンは小さ目のサイズは良いけど大き目は・・・っていう部分も、このELITEに関しては全く問題無しと考えていただいて大丈夫です。


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