試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

SAIL名:2015SIMMER BLACKTIP5.0㎡
    ラフ:406 ブーム:168㎝
 MODEL:4バテンWAVE   2015モデルSIMMER BLACKTIP
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<総合評価>  △ 悪い   ○ 普通  ◎ 良い  ★非常に良い 
アンダー性能 操作性
 SPEED性能  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ(自重)  フォイルの安定感
 ローテ―ション
カムorバテン
マッチングBOARD  波の中での動き重視のマルチフィンWAVE~FREEWAVEまでオールラウンド。
おすすめレベル  扱い易いセイルなのでレベルは問いませんが、波の中での操作性重視の方が良いかな。
フォイルも安定しているのでWAVE以外も普通に楽しめます。
4バテンWAVEセイルとしてBLACKTIPが発売されてから4モデル目。素材の変更などで強度をアップさせたり、4バテンのデメリットに感じるスピード性能の不十分さなどが年々改良され、今年は一つの完成形になったと感じる使用感。
ルックスも4バテンとしては、他社に比べてかなりカッコいいと思います。単調なデザインになりがちなところをパネルレイアウトを複雑にし、そう見せていません。
・パネルを増やすことで、波にもまれた時にセイルが捻じれやすく破損しやすい部分を(バテンが少ないほどそうなる)、しっかり補強しているのは、流石SIMMERらしい作りだと感じます。軽さだけで言えば、他社の4バテンの方が軽いでしょうけど、2012年から4バテンを使っていますが、この点は大事だと感じています。
・今年は特にQプライと呼ばれる、高価ですが、しなやかで軽い素材にもカラーを使っています。(拡大で2014と比較できます)
・トップにダクロン素材を重ねる事で、セイルを巻いた時に痛みやすい部分も気になりません。(ここは継続)
・フットのジョイントをカバーする部分も長さが延長され、より保護して欲しい部分も保護されるようになりました。
・4バテンでもソフトすぎず風を溜めないセッティングが可能ですし、その状態でも使い易い。(2015はここが格段にUP)
使ったエリアが5.0と言う事もありますが、フォイルの安定感も抜群で、セイルパワーが十分でも風溜りのストレスを全く感じません。ここは特に良くなったと感じます。詳細画像でも説明していますが、昨年は、アウトホールを引き気味にすると操作性は良かったのですが、アンダー性能がイマイチに感じました。今年は、バテンがマストに回り込まないセッティングでも加速に必要なパワーを感じられます。それでいて、波の中では、都合よくパワーをオフしたい時にオフしてくれ操作性が抜群です。逆にアウトホールとダウンを緩めると、ソフトでパワーがアップし、走りやジャンプをメインとしたセイリングがし易くなります。
非常にオールラウンドで、チューニング幅が広い使い勝手の良いセイルに仕上がっていると感じます。
105Lのスピードにも優れるFreeStyleWaveボードを使いケミの北西でテストしましたが。スピードの面、オーバー性能も十分楽しめるレベルでした。

 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ/ ライダー  2014年11月 / 検見川 /身長170㎝ 体重60㎏
 コンディション   西南西ストレートオン 波は腰~腹で面は良い状態 
 使用マスト/ボード/フィン マスト:純正RDM10-400
ボード:バーレーヘッズ ONE83L 215×60.5 テイル幅37㎝の最終プロト
フィン:サイド8㎝+メイン22㎝MUF X-WAVE
当日はストレートオンショアで、波の良いインサイドが、ややガスティー。アウトサイドは少しオーバー気味のコンディション。
そんな中でも、初速に必要なパワーも十分でしたし、アウトサイドでも風の溜まりを感じず快適に走れ。波の中での操作性も抜群でした。
初めて使ったので、最初はダウンを1㎝程緩めでアウトを規定値ぐらいでスタート。このセッティングではパワーがあって、スピードを楽しむには良かったのですが、WAVEとしては、操作時にパワーを感じ過ぎて波乗りやジャイブにストレスを感じました。スピードに優れるボードに乗っていたならばストレスは感じなかったはずです。
ダウンを1㎝プラスし、アウトホールも規定値より引いてバテンがマストに食い込まないセッティングに変えたところ、加速に必要なパワーはそのままに、波の中での操作性がアップ!!風向きにとらわれず波のパワーで行きたい場所にボードをリード出来る非常に使い勝手の良さを感じるセッティングになりました。
通常、ストレートオンショアではデッドゾーンがあり、行けたとしても、どうしても裏風が入ったり、その後のボードの返しで風が抜けず、イメージする波乗りがしづらいのですが、3バテンや4バテンは5バテンに無い波の中での操作性の良さを感じます。
3バテン、4バテン、5バテンを使ってみて、波の中で最も風にとらわれず自由に動けるのは3バテンです。(オン角がストレートになるほど感じます)しかし、パワー不足やスピード性能が劣っていることを感じます。サイドショアなら感じない事が多いですがオンショアだと感じます。
5バテンはパワー&スピードには最も優れていますが、バテンによってフォイルに安定感を出している分、セイルの捻じれが抑えられて3バテンの様な自由な動きに制限が出ます。サイドショアであればスピードを活かした波乗りを楽しめますが・・・。(下に落としていけば良いので)
そう考えると、3種類のバテンのWAVEセイルが登場した中で、波の中の操作性、パワー、スピードの面で、オールラウンドな使い勝手の良さを感じるのは4バテンだと感じています。
今まで、4と5バテンしか乗っていない時には気付かなかったのですが、3バテンも使ってみる事で感じました。
3が良いとか、4が良いとか、じゃなくて、波の中での自由度や、ライディングのスタイル、コンディションで選べるラインナップになったんだなぁ~と感じます。
また違ったコンディションで感じる事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ/ ライダー  2015年1月 / 検見川 /身長170㎝ 体重60㎏
 コンディション   南西クロスオン 波は胸~肩ぐらいトロ目の面は良い状態 
 使用マスト/ボード/フィン マスト:EZZY400
ボード:バーレーヘッズ SUPERNATURAL88L 235㎝×60㎝
フィン:サイド9㎝+メイン23㎝MUF X-WAVE
ジャスト~アンダーのコンディション。一時的には少しブローが強めでちょっとオーバー気味。波はトロ目でしたが遊ぶには楽しい状態でした。
EZZYのマストでのマッチングテストをしました。
乗りながらダウンとアウトの調子い良い場所を探し、上がってから計測しました。
ラフ406㎝に対して404㎝。アウトは168㎝で表記どうりでした。マッチングは問題ないと判断します。
ダウンは表記の-2~1㎝で引き過ぎに注意して下さい。リーチが落ちすぎてしまうと×です。上記画像をClickすると赤い●のスッテカーが貼ってある画像があります。そこを参考にしてください。
アウトは+-0~1.5㎝の範囲で調整すると良いと思います。波乗りをした時に風が溜まり操作がしづらく感じたらアウトをプラスすると抜群に良い位置が見つかります。良い位置ではデッドゾーンを越えてターンのリードがし易くなります。(特にオンショアの場合)
目安としては、緩い状態でもブーム上のバテンがマストに回り込ませない事がコツです。体重にもよると思いますが、自分はこのテンションがBESTだと感じます。

画像は千葉ひでさん撮影。何時もありがとうございます。
 


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