このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名:EZZY TAKA2 5.0㎡  MODEL: 3バテンWAVE
<総合評価>  △ 悪い   ○ 普通  ◎ 良い  ★非常に良い 
 アンダー性能  操作性
 SPEED性能 〇(必要十分)  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ(自重)  プレーニング時の安定感
 ローテ―ション:カムorバテン
 マッチングBOARD  最近のWAVEボード
 おすすめレベル  波の中での動きを楽しみたいあらゆるレベルの方
 TAKA2
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今までにない操作性をもつセイルとして各社が発売する3バテンWAVEセイル。EZZYからはTAKAと言うネーミングで2015年に発売されました。
TAKAも試乗しましたが、ブーム上にバテンが1本無いことで、4バテンよりも更にアンダー時の手ごたえを得られるセッティングが可能。それでいて、アウトホールのチューニングでジャスト以上のコンディションでも使えます。波の中でデッドゾーンを感じさせない操作性には異次元の使いやすさを感じていました。ウイークポイントは、オーバー気味のコンディションで風を流す為にアウトホールを引いてセイルを浅くした時の加速の為のパワー不足でした。
TAKA2では、ハーフよりも少し長いバテンがブーム上に配置されました。
これにより、トップターンでの異次元のセイルのツイストは少し抑えられた感がありますが、アウトホールを強く引かなくても安定したフォイルになり、結果、スピード性能とパワーの絶妙なバランスが飛躍的に向上したと感じます。
尋常では無いセイルの軽さは健在です。軽いから波の中での強度は? その心配は全く要りません。TAKAでもオーバーヘッドの波で揉まれたりしていますが問題ありません。軽いのに強い。相反する部分をEZZYセイルのメイキングノウハウでクリアーしています。
5.0を使用していますが、セイルの大きさで走らせるのでは無く、風の溜めによる手ごたえで走らせてくれます。5.7がアンダーコンディションでも5.0で必要なパワーを得られますし、チューニングで、4.2がジャスト~少しアンダー(ガスティー)と感じるコンディションでも使えます。使用風域の広さは驚異的です。
4バテンに劣るのはスピード性能。勝るのはアンダー性能と操作性です。5バテンが最もスピードに優れ、3バテンが最も操作性に優れ軽いです。4バテンは、その中間に位置した使用感でオールラウンダーだと感じます。
自分が使ってみて感じるのは、九十九里のような風が弱く波が大きいコンディションで、波を降りる距離が長くハイスピードでロングターンになるコンディションでは5バテンを使いたく、同じアンダーでも頭以下のコンディションで、より動きを楽しむ波乗りをしたいのなら3バテンを使いたく感じます。
千葉の吹いたコンディションは頭以下のオンショア風波が多いので、スピード、パワー、操作性の味付けが中間になる4バテンを使いたく感じます。
5.7を5バテン。5.0を3バテン。4.2と3.7を4バテン。この4枚に100LのFreeWave+80LのWAVEを持っていれば、自分の身近なコンディションは、ほぼパーフェクトに楽しめると感じています。5.0はどちらのボードにも都合よく使えます。


 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ / ライダー  2015年10月 / 南房総 / 身長170㎝ 体重60㎏  
 コンディション   アンダーで波に乗ればプレーニング 腰~頭で面は良い サイド~サイドオフ
 使用マスト/ボード/フィン  Simmer370ボトム+400トップ / バーレーSuperNatural100L / 10+23MFC AR
沖合いはサイドでインサイドはサイドオフ、波の面は、とても良かったですが風はガスティー。波に乗れば波の良さでフルスピードになるサーフコンディション。
5.7でもアンダーのコンディションです。
ダウンは、ゲージのアンダー2、アウトはミドルぐらい。
ゲティングはアンダーでしたが、セイルの手ごたえが十分でバランスもとり易く非常に楽でしたし、沖では全てタックでしたが、セイルの尋常では無い軽さのために抜群にやりやすかった。
インサイドに向かう時は、セットで良い波を取れば瞬時に加速出来る手ごたえ、その後は必要な位置ではセイルパワーがあり、パワーをオフして欲しい位置ではセイルの存在がゼロになる都合の良さ。波乗りにおいても、セイルの軽さのおかげでボードだけでサーフィンをしているような波乗りを楽しめました。
TAKAに感じていた驚異的なアンダー性能はそのまま残され、少し長い距離を波を使って落としていく時のフォイルの安定感がアップしている感じです。
アンダー気味の風のパワーで、波のパワーによる波乗りをしたい方にとっては、非常に都合の良いセイルだと感じました。

 Date / ゲレンデ / ライダー  2015年11月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏  
 コンディション   ジャスト~アンダー 西南西ストレートオン 波:腰~腹
 使用マスト/ボード/フィン  Simmer370ボトム+400トップ / Angulo Triumph81L / 純正24㎝シングル
5.7に95LのFreeWaveの方もブローでアンダー気味なコンディションでしたが、加速の為の十分な手ごたえを感じ、81LのWAVEボードでもしっかり加速させることが出来ましたし、ストレートオンショアでもデッドゾーンを感じさせない波乗りを十分楽しめました。
かなりアップダウンが大きかったのですが、周りの方が全く走らない状態でもアンダーセッティングで走れましたし、同じ5.0ぐらいのセイルサイズの方が走っている時にも、ミドルのダウンホールにMAX168㎝のブーム長の表示のところを164㎝の少なめのテンションで風の溜まりを気にせず自在な操作をする事が出来ました。オンショアの場合は、風の溜まりを感じるとデッドゾーンへの操作性が悪くなるのでアウトホールのテンションを引き気味にする事が通常は多い。
とにかく1枚のセイルの使用風域の広さに驚かされるばかりです。しかも、何れの状態でもストレス無く使える完成度です。
3バテンにプラスされたハーフバテンは、加速の為のパワーを持たせたアンダー気味のセッティングでもTAKAよりフォイルの安定感が増しスピードの面もアップしていると感じます。この良さは、アウトーホールを引く事で風を溜めないセッティングにするとパワーが不足してスピードの面が今一に感じていたTAKAのウイークポイントも解消できています。加速の為に必要なパワーのあるセッティングでフォイルの安定感があり操作性の良さを出せるからです。
EZZYさんらしい、前モデルの良さを残しつつ必要なマイナーチェンジを行い熟成させるポリシーは流石だと感じます。これは、年式が違っても基本的な使用感の違いを感じず、更に使い易さを感じれるユーザーフレンドリーな進化です。ここがEZZYセイルの人気の秘密です。
5.0を使用して5.7アンダーのコンディションを楽しめるトルクなのに、セイル手の重さやマスト手の重さを感じない操作性の良い安定感のあるフォイル。小さなセイルを使用して得られるメリットは、特に操作性の良さが欲しいWAVEセイリングでは絶大ですね。

←このゲージのおかげで、幅広いコンディションに対応できるチューニングが可能です。
1枚の持つ風域の広さは自分が使ってみたWAVEセイルの中ではTAKA2が1番に感じます。特に風が弱い時にも出来るだけ小さ目のセイルで波乗りを楽しみたい方には抜群のセイルだと感じます。


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