試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名:SIMMER ENDURO7.1 ノーカム5バテン 
      ラフ459㎝ ブーム207㎝
 MODEL:FreeRideSlalom 
<総合評価>  △ 悪い   ○ 普通  ◎ 良い  ★非常に良い 
 アンダー性能  操作性
 SPEED性能  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ(自重)  プレーニング時の安定感
 ローテ―ション:カムorバテン
 マッチングBOARD  FreerideやFreeMoveなど乗りやすさもプラスされたSLALOMボード 
 おすすめレベル  ビギナーの方~気軽に質の高いプレーニングを望む上級者の方 
 2016SIMMER ENDURO
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昨年も6.5に試乗し、少しのダウンの変化でアンダー~ジャストまで乗りやすさを感じた高い完成度をもつセイルです。
耐久性も考えられた作りの為、他社の5バテンセイルに比べれば重量はある使用感ですが、この乗り味を持つ5バテンセイルは自分の知る限り他にはありません。
このセイルの特徴は、短めのラフ(縦長)に長めのブーム長を持つローアスペクトデザインによる優れたローエンドパワーと5バテンによる操作性の良さです。他社のFreeRideセイルの7.5と比較すれば、同じブーム長になっているのが分かると思います。
今年は、特にブーム1つ上のフォイルが深くなり初速のパワーが更にプラスされた感じ。加えて壊しやすいフット部分の素材も耐久性のある構造にグレードアップされWAVEセイル並みの補強になったと感じます。
バテンは昨年同様にブーム上に1本のチューブバテン。その上にはラウンドバテンよりもフォイルの安定感を生み出すスクエアーバテンを使用しています。
見た目は5バテンのWAVEセイルのようですが、パワーとスピード性能は必要十二分で、他社にはない優れた5バテンのFreeRideやFreeMoveボードにベストマッチな味付けが施された扱いやすいSlalomセイルに仕上がっていると感じます。自分の体重なら、幅が70㎝ぐらいの120LのSLALOM系ボード(自分の体重にとっては少し大きめ)+6.5で、シーズン中の10m/s未満の7~8m/sのコンディションをフルに遊ばしてくれると思います。
 

 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ/ ライダー 2016年3月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏ 
 コンディション  南~南南西 サイドオンショア アンダー気味 膝から腰のうねり 
 使用マスト/ボード/フィン 純正RDM40-430 / JP EXCITERIDE145L 250×74㎝ Freeride / 40㎝ 
マストが40%を使用したせいもあると思いますが、ソフトで手ごたえのある張りあがり。そのお陰で7.5や8.0の方がアンダー気味のコンディションでも走り出しの良さはボードの大きさも手伝って抜群でした。手ごたえがあるのですが、走り出した後の引き込みやすさは抜群でパワフル過ぎて乗りづらいと言う感覚は全くありませんでした。Finが長めのSlalom系ボードとのマッチングであれば全く問題ない使用感ですし、少し重量もある大き目のFREERIDEボードをライトウインドで走らせるのに最適なパワーです。明らかに周りの方と比べて走り出しや走り出した後のプレーニングの持続性は勝っていました。セッティングは表示どうりで試乗しました。


 Date / ゲレンデ/ ライダー 2016年3月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏ 
 コンディション  北東オフショア ガスティー&シフティーでブローは強烈で10m/sチョイ 海面は基本的にはフラット 
 使用マスト/ボード/フィン GAASTRA RDM60-430 / TabouRocket135L 250×76㎝ Freeride / 46㎝ 
オフショアなので基本はフラットな海面なのですが、とにかくブローが強烈で、ブローが入っている部分は風波で面はかなりバタついていました。160Lのセンターボード付きのボードに乗ったビギナーの方が5.0のWAVEセイルでプレーニングする強さのブロー。そんな強めのブローを受けた際も全くセイルが開かされる感がなく、不要なパワーを逃がしてくれ、ちょうど良いパワーでボードを加速してくれる使い易さに感動! もちろん走行時のフォイルの安定感も抜群です。そして、ブローが抜けた時にも適度な手ごたえでプレーニングを持続させてくれるアンダー性能も抜群でした。かなりガスティーな上にプレーニング中にも風向きが変化するので、非常に乗りづらいはずのコンディションでしたが、全て、しなやかなセイルがコントロールしてくれ、まるでジャストで乗りやすいコンディションをセイリングしているかのような安定した乗り心地で全く疲れずに楽しめました。使用したボードの大きさや乗りやすさも手伝ったと思いますが素晴らしい仕上がりの一言です。
強めのブローを選んでジャイブもしてみたのですが、入りやすさも抜群ですしターン中の操作のしやすさも抜群。WAVEセイルのような操作性の良さを感じましたし、フォイルの安定感のお陰で、ブローの中でも更にスピードアップの為にベアーして加速することも楽々でした。
同日に乗っていた中級者以上の方が、「乗りづらい」と、言っていた中で、自分は全く乗りづらさを感じず楽しめたのは、このセイルのお陰です。
ブローを受けた際に爆発的に加速するパワーや、即座に反応するタイプのセイルが好みの方もいるとは思いますが、ワンクッションが入ってスムースに加速し、パワフル過ぎずに安定した引き込みと操作性の良さを持つセイルは、非常にリラックスしてプレーニングを楽しむことが出来て疲れません。まさに気楽に質の高いプレーニングを楽しむFreeRideセイリングに最適なセイルに仕上がっていると感じました。
テストにはGAASTRAのRDM60(カーボン60%)430を使用しましたが、問題無しのマッチングです。オーバー気味のセッティングになると思いますが、ダウンは+1㎝でアウトはブーム表示210㎝、実際はRDMマスト用のアダプターが入るので208㎝の+1㎝でした。参考にしてください。他にEZZYの90%RDMマストもテストしましたが、こちらはミスマッチの使用感でした。自分の感覚では、このセイルは60%ぐらいのカーボンマストの方が、ソフトで適度なトルクが発生し使い易いと思います。

 
 Date / ゲレンデ/ ライダー 2016年4月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏ 
 コンディション  西南西 オンショア3~4m/s 海面は基本的にはフラット 
 使用マスト/ボード/フィン 純正 RDM80-430 / センターボード付スクールボード / 36㎝ 
今日は純正マストで乗ってみました。風は3~4m/sでしたが、使用したボードがセンターボード付のボードだったので風上に行くにはハーネスが掛かるほど。
最初は風が弱いので規定値よりも少しダウンもアウトも弱めて深めのフォイルで乗ってみましたが、風の溜りが不安定に感じたので規定値どうりに変更。俄然、安定した使用感になりバッチリ。このセッティングでも十分に手応えがありました。
ブームは190ベースで+20㎝したので210㎝ですがRDM用のアダプターが付いているので実寸は207㎝で指定どうり。
アンダーでもダウンとアウトを緩めすぎない方が良いです。指定どうりのセッティングで十分にアンダー性能を発揮してくれます。吹いた時には、それぞれ1㎝ぐらいプラスしてあげてくれれば良いでしょう。

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