このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名:2020SIMMER ICON5.6 ラフ426 ㎝ブーム181㎝  MODEL:5バテンWAVE 
<総合評価>  △ 悪い   ○ 普通  ◎ 良い  ★非常に良い 
 アンダー性能  操作性
 SPEED性能  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ(自重)  プレーニング時の安定感
 ローテ―ション:カムorバテン
 マッチングBOARD  波が無い海面で走りも楽しめるFreeWaveやFreeStyleWaveボード、スピードに優れるFreeRideボードでも十分使えるスピード性能です。
 おすすめレベル  プレーニングがしっかりできる中級者の方以上
 2020SIMMERICON
スピード性能、パワー等の基本的にICONに求めている基本性能は2019モデルと変わっていません。
パネルレイアウト大きく変えてラフ長を428から426へと2㎝短くブーム長を178から181㎝と3㎝長くし、より低重心で手元のパワーを上げた感じ。全体の重量は同じなのだと思いますがトップが軽く感じる事、セイルのしなやかさを出すセッティングが可能になった事が違いだと感じます。ブーム上のバテンからトップにかけてラフカーブが強まったようで、トップ付近のマストを通すのが昨年よりも硬くなりました。最後が硬いのでダウンで引いた方が楽です!400のマストで26㎝EXTするせいもあると思います・・・。


 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ/ ライダー 2019年9月8日 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏ 
 コンディション  東~東南東サイドオフ ガスティーでジャスト~ややアンダー 海面はフラット  
 使用マスト/ボード/フィン 純正RDM8-400 / バーレーヘッヅAMAZING Legend110L Freeride / MFC H1Carbon38㎝ 
 セッティング ダウン-1㎝ぐらい アウトは数字どおりの181㎝ 
今回はスピード性能に優れるFreeRideボードでスピードやパワーの面をテスト。
ブローはジャストだったのでスピードを見るには十分ですし、ガスティーだったのでパワーの面も確かめられました。
まず感じたのがセイルの軽さとブームからトップにかけてのしなやかさが増したこと。19モデルはブーム上のバテンがセイルをロックする為にローテーションが硬く感じましたが今年はWAVEセイルらしくソフト。ソフトですが走行時にもフォイルの安定感は抜群!
FreeRideボードでの加速も(走り出し、ジャイブの立ち上がり)遊ぶには必要十分に感じました。
スピード性能に関しては楽しく遊ぶには十分でWAVEセイルとしては非常に優れていると感じます。
タイミングとコンディションが合えばFreeWaveボードで波の中でも使ってみます。


 Date / ゲレンデ/ ライダー 2020年1月21日 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏ 
 コンディション  北西 ジャスト~ややオーバー 9~12m/sぐらい 海面は風波でチョッピー 
 使用マスト/ボード/フィン 純正RDM8-400 / バーレーヘッヅStreetRacer110L SLALOM / MFC H1Carbon38㎝ 
 セッティング ダウン表示どうりから+0.5㎝ぐらい アウト数字どおり 
なかなか5.6㎡でWAVE系のボードで乗れるコンディションにならずですが、今回は上級者の方が日常的にスピードを楽しむ為に作ったSLALOMボードで試乗しました。強風用のSLALOM系のセイルは持っていないので、ICONを使ったと言った方が正しいです。
ダウンは表示より僅かに強めました。前回よりも少しカチッとした仕上がりだとは思いますが、風波でチョッピーな海面で乗っていてもセイルが硬すぎて引き込みが安定しないとか、下らせた時にパワーを感じず引き込みずらいとか、ブローが入った時にオンオフがシビアと言った感じは全くありませんでした。
驚いたのは、オーバー気味の十分な風があれば、スピードの面でも必要十分以上の楽しさを味わえてしまうし、ジャイブの立ち上がりも止まらずに走り出せるパワーもあると言う事です。どれだけ高性能なのか?!と思いますが、トッププロのWAVEボードのスピードを考えればSLALOMボード並みなので当然な性能なんだと思います。
WAVE系のボードは、基本はフィンが小さめなのでフィンに乗ってセイルを引き込むことが出来ないから、ここまでオーバーな状態でセイルを引き込んで乗ることは出来ないはずですが、SLALOMボードならガッチリセイルを引き込んで乗れるからセイルのフォイルさえ安定(セイル手が重くならない)していればスピードを楽しむことが出来ます。ICONは、その状態でも使えるほどスピード性能とパワーに優れたセイルだと言えます。
勘違いしないで欲しいのはパワフルだと言う事ではないですよ! 操作し易い安定したパワーだと言う事です。
春らしくなってきたので、そろそろ5.6で乗れる少しライトな風で波のあるコンディションで乗れると思います。すいません時間が取れなくて・・・。

 Date / ゲレンデ/ ライダー 2020年3月 / 富津・御宿 / 身長170㎝ 体重60㎏ 
 コンディション  富津は北東でフラットから沖合の浅瀬の膝~腰の波やうねり
御宿はストレートオンショアで腹から胸の波
 使用マスト/ボード/フィン 純正RDM8-400 / QUATRO POWER94L 
富津はWeedWaveフィン24㎝シングル / 御宿は純正10+21㎝
 
 セッティング ダウン:表示どうりから+0.5㎝ぐらい アウト:数字どおりからプラス1~2㎝ 
FreeWaveボードで乗れたのでレポしておきます。
ICONは、5.3以上はブーム長が長目にデザインされている為に4バテンのセイルよりトルクとパワーに優れています。なので短めのフィンで乗るとセイルの引き込みずらさが出てしまうと感じました。もう少しダウンのチューニングをして煮詰めないといけないとは思いますが、同じ94LのFreeWaveボードで、24㎝のシングルフィンで乗った際には抜群に乗り易く、波や、うねりの中で遊んでも非常に楽しく感じました。純正の10+21㎝のスラスターで乗った際にはフィンの短さを感じて乗りづらさを感じました。
この事から、フィンが短めのマルチフィンWAVEボードで5.6や5.9㎡を使いたい方にはBlackTipがマッチングが良くオススメだと考えます。今年の4.5㎡を使用してみて、従来よりも手元のパワーがありつつ波の中での操作性は従来同様に風が溜まらない使用感なのでWAVEボードに必要なパワーは十分だと思います。
更なるパワーとスピード性能の為のオーバー性能は格段にICONの方が上なので、FreeWaveやFreestyleWaveでWAVEボードよりも大きめのフィンで乗り、走りも楽しみたい場合にはICONの方が抜群に楽しいと考えます。
以前は、3バテンを除きBlackTip、ICON、A-PEXの3種類のセイルをラインナップしていましたが、それをICONとBlackTipに集約した結果、ICONはサイズによってマッチングさせるボードやコンディションを考えて作られていると思います。5.3~6.2を波の中でも使えるCrossOver性能を持たせたデザインにして、5.0以下はパワーやオーバー性能の良さも持たせつつWAVEボードにマッチングするデザインにしていると言えます。ブーム長をBlackTipと比較して見てもらえると分かり易いと思います。
昨年のモデルでも同様な感覚でしたが、今年はラージサイズは更にその特性を色濃くしたと感じます。
また違ったセッティングで試乗出来た際にはレポートします。
Date / ゲレンデ/ ライダー 2020年5月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏ 
 コンディション  南西~南南西 アンダー気味でブローはジャスト 波:膝~腰
 使用マスト/ボード/フィン 純正RDM8-400 / 2020QUATRO POWER94L WeedWaveフィン24㎝シングル 
 セッティング ダウン:数字どうり アウト:数字どおり 
7.8や7.2㎡に120LのSLALOMボードに乗る方もブローが抜ければ少しアンダー気味のコンディションでテスト。
ベース幅のあるWeedWaveフィンを使っている事もあるとは思いますが、このコンディションで走って遊べるなら夏のサーマルでもバッチリ遊べるコンディション。
検見川の浜
FreeWaveボードで乗るなら、アンダー気味でも十分なパワーがあって操作性も良く感じるのは、ダウンもアウトも表示どおりで良いです。
FreeRideボードで乗る時のセッティングでは、WAVE系のボードで乗るにはパワフル過ぎてミスマッチになります。
前述したように、フィンが合わないとセイルが駄目なのでは?と言う感覚になってしまいますが、セイルに対して適正なフィンサイズを使用して乗れば、アンダー性能も抜群だし波乗りも抜群に楽しめます。当たり前の事だとは思うのですが気を付けて下さい。

目安としては、アウトホールを引かない状態で左画像の赤線の位置までリーチを緩めて下さい。純正マストの場合には、これで表示どおりのダウンです。
ブーム上のバテン先端はマストの直径の中心よりも内側(左)に来ます。(FreeRideボードでパワーを出して乗りたい場合にはマストの外側(右)にバテン先端が来るダウンで丁度良いです)
表示どおりのダウンを引いた場合には、セイルのフォイルが逆ぞりになりますが、このセッティングをした方が波に乗せた時の操作性が抜群に良くなります。(パワーが抜けて欲しい所で抜ける)風が入っている状態では、逆ぞりにはなりません。
オーバー気味ならアウトホールを更に引けば良いはずです。ダウンを引き過ぎると硬く乗りづらい感覚になると思います。引いても0.5㎝でOkです。
Date / ゲレンデ/ ライダー 2020年5月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏ 
 コンディション  南西~南南西 ジャスト以上 波:膝 うねりは腰
 使用マスト/ボード/フィン 純正RDM8-400 / バーレーヘッヅ Supernatural100L WeedWaveフィン23㎝シングル 
 セッティング ダウン:+0.5㎝ アウト:+1㎝
ジャスト以上の風速で乗れたのでセッティングのレポートをしておきます。
最初は既定の数字で出たのですが、少しセイル手が重く引き込みづらさを感じたのでダウンとアウトをプラスしました。
僅かに変えただけで変化は大きくノーストレスになり、走りもターンへの入りも抜群の使用感。
前述したようにダウンは0.5㎝プラスで十分です。状況に応じてアウトのみプラスしていけば良いです。
追記
DUOTONE(NORTH)のPowerExtは、こういったチューニングに非常に便利です!!
SIMMER ICON
検見川の浜

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