このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名:2021GA HYBRID6.7㎡ ラフ449㎝ ブーム195㎝  MODEL:ノーカム6バテンFreeRide 
<総合評価>   悪い    普通   良い  非常に良い 
 アンダー性能 RDM / SDM  操作性
 SPEED性能 RDM ○ / SDM  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ(自重)  プレーニング時の安定感 RDM / SDM
 ローテ―ション:カムorバテン
 マッチングBOARD  RDMマストでセットした場合はビギナー~中級者の方におすすめのFreeRideボード
SDMマストでセットした場合は中級者以上の方も満足のスピード性能があるFreeRideボードにも十分マッチングします。
 おすすめレベル  プレーニングビギナー~プレーニングがしっかり出来る中級者の方

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昨年から素材の軽さやスピード性能がUPし、日常を楽しむ中級者の方におすすめのセイルとして非常にコストパフォーマンスが高い作りになりました。
今年も、基本的な部分は大きく変えずラフとブーム長を各サイズで微調整し完成度を高めた感じです。
6.4㎡以下は5バテンでRDMマストのマッチングが良く、軽さ、セッティングのし易さ、大き目のボードでも使い易い適度なトルクに優れビギナーの方にもオススメですし、中級者以上の方がFreeStyleWaveボードで楽しむにも十分な性能を持っている事は確認出来ているので、6本バテンのFreeRideSlalomボード用にデザインされている6.7㎡をテストしました。

 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ / ライダー 2020年12月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏  
 コンディション  北西~北北西(右サイド~サイドオフ) ややアンダー~ややオーバー気味まで  
 使用マスト/ボード/フィン SIMMER RDM80-430&SIMMER SDM80-430
21TABOU ROCKET PLUS123L / ZULU IRKAWA CARBON38㎝
 
検見川の北西~北北西に多いインサイドがガスティーでフラット、沖合はコンスタントで強めのブローが入り腰位の風うねりが入るラフな海面のパターン。
沖合のブローは強めで10m/sぐらい。5.0㎡のWAVEセイルに110Lの方でも遊べていて、一般的な中級者の方は6.5だとアウトサイドは海面がチョッピーなのでオーバー気味の様子でした。アンダーからオーバー気味までをテストするには良いコンディションでした。
最初はRDMマストでセット。
ダウンを表示+1.5㎝でアウトも表記よりも+3㎝にして乗ってみましたがブローではセイル手が重くなってしまいオーバー気味の状態でした。
ここまでダウンとアウトを引いてもオーバー気味に感じると言う事はRDMマストだと、10m/sぐらいの風速が限界だと感じました。使用したボードが中級者以上の方でも満足のいくスピード性能に優れるFreeRideボードなので特に感じます。
マストをSDMにチェンジして再度出艇。
インサイドの少しアンダー気味の風でも走り出しは良かったです。(RDMマストの方がソフトで更に走り出しは良い)
アウトサイドのコンスタントで強めのブローも入る状態で乗って感動!
え!このクラスのセイルで、これほどフォイルの安定感があってプレーニングスピードを楽しめるんだぁ~と感じました。
RDMマストでセットした場合はマストスリーブに余りが出るので、ハーネスを掛けて引き込む前に柔らかさゆえに不安定さが出ます。SDMマストでセットした場合は、その部分が無くなります。まだオーバーで乗る技術が無く、逆にアンダー気味でも手応えで走り出したいビギナーの方はRDMマストの方が使い易く感じるでしょうね。
EZZYはもちろんSIIMERのV-MAXやENDURO、POINT7のACFはバテンがマストに回り込まないセッティングになるのでRDMマストでセットしても、そういった違和感は出ません。6.4以下のHybridもRDMを基本としたデザインなので同様です。

フィンを純正の42㎝からCarbon38㎝に変えていた事も影響していると思いますが、ガッチリ上る時以外は全くストレスを感じません。強めのブローでも面で風を流して走っていられるし、アビームより下らせた時もハイテンションなスピードを出せます。
確かにランクが上の(プライスも高い)セイルを使えば、もっと楽に速く走れるのでしょうが、自分としては必要十分な楽しさを与えてくれる超ハイコストパフォーマンスなセイルだと感じました。
RDMマストでセットした場合は、自分位の体重の方なら7.5㎡の方がジャストからややアンダー気味のコンディションでもプレーニング楽しめるアンダー性能に優れる乗り心地。更に3~5m/sのライトウインドでフォイルを楽しむ時にもセッティング次第で楽しめます。
少し重量のあるFreeRideボードを使う場合や、ビギナーの方がライトウインド用に6.7や7.2㎡を欲しいと思うならトルクを出しやすい430RDMマストを使えば良いでしょう。
SDMマストでセットした場合は、100L前後のボードに6.0㎡前後の方も楽しめる10m/s前後コンディションでもオーバーに強いセイルになりスピードを楽しめる。
TABOUのROCKET PLUSやSTARBOARDのFUTURAのようにワンランク上のスピードも楽しめる少し軽量なボードと合わせたいと思う方や、中級者以上の方でスピード性能も欲しいと思う方ならSDMマストがおすすめです。6.7㎡は430。7.2㎡は460が指定マストです。
2021GA HYBRID6.7㎡
SIMMER SX8SDM430マスト
ZULU CARBONフィン IRKAWA
 Date / ゲレンデ / ライダー 2020年12月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏  
 コンディション  クロスオンショア ややアンダー~ジャストのガスティーな状態。
海面はインサイドがフラットでアウトサイドは風うねりが入って、ややチョッピー
  
 使用マスト/ボード/フィン SIMMER RDM80-430
19RRD FireMove110L / ZULU IRKAWA CARBON38㎝
 
ブローが入ればジャストなガスティーなコンディション。
SDMマストなら指定の数字どおりのセッティングでスピード性能に優れる仕上がりだったのでRDMマストでのセッティングチェックの為に試乗。
マストはSIMMERを使用。
ボードは中風域(7~10m/s)でも楽しめる走って良し曲がって良しの110LのFreeMoveボードでフィンはSLALOMフィンを使いました。
今日のセッティングで少しセイル手が重くなりますが、プレーニングが出来始めたばかりの中級者の方が乗るには手応えがあって丁度良いセッティングだと思います。
ダウンは449.5で指定より0.5㎝強め、アウトはブーム表記で197㎝(実寸は195㎝なので指定長)でアウトホールは下の穴を使いキッチリ引いた状態。
アウトホールを引いた状態でブームを取り付ける上のバテン(上から数えて4番目)の先端がマストに回り込まない状態にするのが標準目安です。
アンダー気味なら少しマイナスでOk。
左がRDMマストでのセッティング。右がSDMマストでのセッティング。RDMマストの方がバテンの先端がマストに掛かっていないのが分かりますか?
深さが違いますよね。
21gahaybrid
2021GA HYBRID6.7㎡
2021GA HYBRID67RRD FireMove

Date / ゲレンデ / ライダー 2021年1月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏  
 コンディション  オフ~クロスオフショア 海面:フラット~やや風波で面がバタついているぐらい 
 使用マスト/ボード/フィン GA RDM90-430
19RRD FireMove 110L / 純正38㎝
 
ブローが入ればジャストなガスティーなオフショア。
純正のRDMマストで乗っていなかったので、今日はチェックで乗ってみました。
初めは指定どおりのダウンとアウトで出たのですが、思ったよりブローが弱くアンダー気味で疲れるのでダウンを5㎜ほど緩めてアウトも1㎝ほど緩めました。
グローブを着けていたので、適度にマスト寄りが引っ張られないと腕が張ってしまう事もセッティングを変えた理由です。
僅かなチェンジで手応えは明らかに変わりブローでの走り出しが良くなりセイルがソフトで風に反応してくれるのでハーネスを掛けたままで乗り易い状態になりました。
時間帯によって強いブローが入りMAXで10m/sぐらいの時があったかな・・・。ジャスト~少しオーバー気味の感覚。
僅かにセイル手が重くなりますが、フィンが大きめのFreeRideボードなら問題ないレベルですし、風を流すために少しセイルを開き気味にして強めのブローを耐えてもセイルがバタついてコントロールがしづらい状態にはなりませんでした。
純正はSIMMERのマストと少し違いますね。マストに腰がある状態でフォイルの安定感が高くなると感じます。
やはりBESTは純正なんだなぁ~とは思いますが、他社マストでも通常レベルでは問題ないです。
他社マストでも、SDMマストでセッティングした時はフォイルの安定感が良くマッチングはバッチリです。
スピードが出るボードに乗られている方は、ランクが上のMATRIXやCOSMICを選ぶ方も多いと思いますが、SDMマストでセッティングしたHybridは、かなり高いレベルでプレーニングスピードを楽しめるポテンシャルを持っていますよ!
走り出しが悪く感じた時のセッティングは今日のセッティングで良いです。(ビギナーさんは、今日のセッティングが良いと思います)
画像では分かりづらいですが、ダウンを引いた時にブーム上のバテンの先端が1㎝ほどマストの外(右)に出るぐらい。
注)この時アウトホールは引いていません。
アウトホールはその日のコンディションにより加減してください。
パワーが欲しければ上の穴を使って弱目、パワーを落としたければ下の穴を使ってテンションを掛ける。
これだけでかなり広い風域で楽しめますし、使用ボードによって乗り易い状態を作り出せます!
2021GA HYBRID672021GA HYBRID67


Date / ゲレンデ / ライダー 2021年2月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏  
 コンディション  東南東クロスオフショア 海面:フラット 
 使用マスト/ボード/フィン GA RDM90-430
2020TABOU Rocket125L MTE(一番安価で重いバージョン)/ 純正44㎝
 
前回は中級者以上の方も楽しめるサイズ&性能をもつFreeRideボードだったので、今回はフィンが長目でビギナーの方が使う丈夫で少し重量のあるFreeRideボードでのマッチングテストをしました。
何故? それは、フィンが長目でスピードが抑えめのイージープレーニングのボードの方が、少し風の溜まるセイルでもセイルが引き込み易い。走り出しに手応えが必要。走り続ける適度なパワーも必要。と言う部分があるからです。
海面はフラット(アウトサイドは風波でチョッピー)。少しガスティーな状態でアンダー気味の6~7m/sから10m/s前後の風速でした。
テストには好条件!
セッティングは色々変えてみましたが、ダウンとアウトを引き過ぎない状態(ダウンは指定長から+0.5㎝の範囲、アウトは指定長)の方がハーネスでセイルを引き込んでいる時にフォイルの安定感もあるし走り出しの手ごたえが良かった。強めのブローでも必要十分なフォイルの安定感があり、これがBESTだと思いました。
ちなみに、EXTは20㎝の位置にしてBOOMは197㎝にしてセッティングしています。アウトホールは上を使用した画像ですがジャスト以上の時は下の穴を使った方が良いです。どちらの穴を使っても指1本分ぐらい余らせて使うのがGood。ダウンは画像の状態で+19.5㎝位です。(449.5㎝)
21GA HYBRID6.7㎡21GA HYBRID6.7㎡
少し重めのボードを走り出させる手応えも良いですし、セイルの引き込み易さ、走行時にも走り続ける為の適度なパワーがありバッチリの使用感です。
今回で最終テスト。これで自信をもってビギナーの方から中級者の方におすすめできます。
21GA HYBRID6.7㎡

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