試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名:2021SIMMER ICON5.9 ラフ442㎝ ブーム181㎝  MODEL:オールラウンドWAVE
<総合評価>  △ 悪い   ○ 普通  ◎ 良い  ★非常に良い 
 アンダー性能  操作性
 SPEED性能  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ(自重)  プレーニング時の安定感
 ローテ―ション:カムorバテン
 マッチングBOARD  100~110L FreeMove / 95~115L FreeWaveやFreeStyleWave
 おすすめレベル  中級者以上の方
 2021SIMMER ICON
見た目には、昨年モデルよりもブーム上のパネルレイアウトをマストに寄せてドラフトを前に移動させたと感じます。
特に第3バテンから上部が小さくなった事で操作性も良くなっているだろうし、モノフィル部分が増えて使用感も軽くなっているだろうと思いながら試乗。

 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ / ライダー  2021年1月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏
 コンディション  北西 サイド~クロスオン インサイドはガスティーでアウトサイドは10~12m/sぐらい。
風波でかなりチョッピーな状態でアウトサイドは腰のウネリ。
 使用マスト/ボード/フィン 純正RDM8-430(1型前のモデル)/ SEVERNE FOX105L 239×65㎝ FreeRideSlalom / 純正36㎝ 
使用したボードはラフな海面でも乗り易く、かなりスピード性能にも優れるFreeRideSlalomボード。
昨年もスピード、パワーに優れFreeRideSlalomボードとのマッチングも良かったので、先ずはその部分をテスト。
セッティングは規定値で、ブーム上のバテン先端がマストの外円に重なるダウンホールに、マスト中央にそのバテンの先端が来るようにアウトホールを引きました。
ブローを受けた際のフォイルの安定感、スピード性能はここ2年と変わらない良さで、かなり高レベルだと感じます。
変わったなぁ~と感じるのはパワーの部分です。
昨年モデルはブーム中央にパワーを感じたのですが、前寄りになりました。
使用感もトップが、よりソフトになりWAVEセイルの使用感に寄せた感んじ。
同じ5バテンのENDURO5.9がパワーもありオーバー性能も、もう一段高くFreeRideSlalomボードの100L前後と抜群の相性なので、同じような味付けにならないようICONはWAVEセイルとしての操作性や使用感をアップさせて、よりFreeStyleWaveやFreeWaveで使い易い味付けにしたと思います。
もちろんフィルムの厚みもICONの方がENDUROより厚く耐久性も違います。
今日使用したボードで使ってもスピード性能は十分だとは思うのですが、ジャイブの後半に加速させるためのパワーや立ち上がりのパワーがパンチが足りない感じでした。別な日に、同じボードに同じ北西強風コンディションでGAのHybrid5.6㎡(5バテンでSIMMERのENDUROと同じカテゴリー)を使用したのですが、やはり、そちらの方がジャイブのタッチも良い感触でしたし走り出しのパワーに優れていてFreeRideボードにはICONよりもマッチングが良いと感じました。
ICONは波の中でも使うのでチューブバテンは使わず、スピード性能の為のフォイルの安定感の為に一番下の第5バテンとブーム上第4バテンはスクエアーにしています。ラウンドバテンよりスクエアーバテンの方がフォイルの固定力が強い。
Ga Hybridはブーム上の2本、第3と4バテンにチューブバテンを使用しています。検見川の5.6㎡を使うぐらいの南西なら大丈夫ですが、外房のようにパワーのある波の中では折れてしまいます。
セイルを選ぶ際に考慮した方が良い部分です。
2021SIMMER ICON
 Date / ゲレンデ / ライダー  2021年3月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏
 コンディション  南 サイド寄り インサイドはガスティーでブローはオーバー気味
風で乱れたチョッピーな海面で波のある部分は面の良い状態もありました
 使用マスト/ボード/フィン 純正RDM8-430(1型前のモデル)/
20-21QUATRO POWER94L Freewave Thruster 純正10+22㎝MauiUltraFin X-WEED22㎝
20-21QUATRO QUBE98L Wave QUAD 純正9+16㎝
 
ガスティーな風で、ブローでは4.7~5.3の方が85~95LのWAVEボードで楽しめていたのでオーバー性能、アンダー性能はバッチリだと確認出来ました。
午後からは少し波も出てきて遊べるコンディションになったので波乗り時の感触もテスト出来ました。
同じコンディションでFreeWaveボードとWaveボードを使ってマッチングのテスト。
セッティングは規定値のダウンホールと+5㎜、アウトホールは規定値から1㎝弱めたり強めたりで使用。
ボードもジョイントやストラップの位置を変えたりで、久し振りに長い時間色々なテストをしました。
結果から言うとFreeWaveの方がマッチングが良いです。
ま、ブローでは同じ体格の方が4.7や5.0で94~105Lのボードや85LWAVEボードでも十分走れていたのでオーバー気味だったこともありますが・・・。
FreeWaveのPOWERは227×61.5㎝厚み12.5㎝ WAVEのQUBEは225×60.5㎝厚み14.5㎝。
長さや最大幅は、それほど違いがないスペックなのですが、最大厚とレイルの厚みが大きく違います。
POWERの方がノーズ付近にもボーリュームが残されていてノーズが長目に感じタックもし易かったですし、当然なのですが左右のバランスも良く感じました。
QUBEはタックの際にノーズが短く感じ難しかったですし、強めのブローを受けての走り出しでノーズの沈み込みが気になり神経を使いましたし、POWERを乗っている際には感じないBOOMの長さが気になりました。
ブームの長さを感じさせたのは、FreeWaveの方がフィンが長目でオーバー気味でもフィンに頼って乗れる部分がセイルの引き込み易さを感じさせたと考えますし、走り出しの際のセイルパワーでノーズの沈み込みが気になったのはノーズの幅や厚みの違いからくるものです。
ICONとBlackTipのスペックを比較すると5.6㎡以上はラフとブーム長が違います。5.3以下は似通っています。
5.6㎡以上のICONはFreeWaveやFreeStyleWaveを乗る際に欲しいパワーとスピード性能を強めに持たせたデザインにしています。
これがセイルとボードのマッチングと言う部分です。
多分、今日のコンディションで、どちらのボードを使ったにせよICONを使うなら5.3㎡で良かったと思います。
セイルのパワーとスピード性能を活かして存分に遊ばせてもらえたんじゃないかな!

もう少しライトな風でBlackTipの5.9を使ってQUBEを乗った際には、今日感じた部分は全く感じず楽しませてくれるでしょうし、逆にPOWERやFreeStyleWaveボードで使った際には、もっとスピード性能やセイルパワーが欲しいと感じると思います。
セイルを選ぶ際には、この点に気を付けて選ぶと良いと思います。
実際、九十九里で頭以上のサイズの波でBlackTip5.6㎡にQUBE98Lで乗った際には最高の楽しさでした!
QUATRO QUBE98L
 


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