プレーニングはしないコンディションですが、ハーネスが使えてきて、まだプレーニングは出来ないレベルのスクール生さんに使ってもらい高評価!!
「このセイルを使うと自分が上手になったように感じます」の言葉が出るのは、軽く操作性の良さはもちろん、弱い風でも適度な手ごたえがありボードを走らせやすいと言う事だと考えます。実際、軽さに関してはずば抜けて良いと自分も感じました。
とてもチューニング幅が広いセイルなのですが、色々試してみて使い易いと感じたのは、ダウンがMinとMidの間でアウトは少し強めの195㎝の位置。
このセイルの特徴としては、ダウンは弱目でもアウトにしっかりテンションを掛けるセッティングが良いと思います。(フットバテンが風下に開かない様に)
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Date / ゲレンデ/ ライダー |
2019/12/21 / 検見川 / 身長170㎝ 体重58㎏ |
コンディション |
北東 オフ 3~4m/s |
使用マスト/ボード/フィン |
純正RDM90-430 / RRD FireMove110L(233×74) / 2019RRD FreeRideFoil |
先日に微風で乗り易かったセッティングと同じ状態で今日はギリギリの風でフォイルを使って試乗。ボードはフォイルも楽しめるようにデザインされたRRDForeMoveを使用。このボードは以前から他のセイルでフォイルで乗っても、とても乗り易く感じていたボードです。
ブローで5m/sあるかな?ぐらいの本当に微妙な風速で7.5以上の方も全く走らない状態。この風で6.7㎡と言うサイズで飛べれば、このセイルの意味があると思いました。
結果はバッチリ!流石に長く飛ぶことは出来ませんでしたが、ブローを受けた時の手応え、パンピングのし易さがとにかく抜群です。セイルの軽さも手伝って、とにかくライトウインドでのフォイルセイリングに使い易く仕上がっています。流石EZZYセイル。一番最初にノーカムのフォイル専用セイルを発売したメーカーです。
微風時のセッティングのコツは、ほぼ出た感じです。ダウンはMidとMinの中間にアウトは強め193㎝。ラフパネル(マスト寄りの青い部分)が柔らかく感じ、風が入った時に盛り上がった縦ジワが消えるぐらいでクリューを押したときにパネルが硬く感じるぐらいのアウトが丁度良いです。
使用したボードは、自分の体重で、5.6や4.5のオンショアコンディションで乗っても大きさを感じずに楽しめるボードなので、フォイルを併用して今日の様な微風を楽しめるって事は、1本で無茶苦茶幅広いコンディションを楽しめるって事です! 素晴らしい。
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Date / ゲレンデ/ ライダー |
2020/1/4 / 検見川 / 身長170㎝ 体重58㎏ |
コンディション |
北西 サイド 5~7m/s |
使用マスト/ボード/フィン |
SIMMER RDM80-430 / バーレーAMAZING WIDE120L(236×75) / MFC LIQIUD PRO42㎝とRRD
FOIL |
今日は9.5㎡に130Lや6.7㎡に125Lの方がブローでプレーニング出来ているコンディションで通常のフィンを使ってプレーニング時の感触をテスト。
ブローが抜けるとアンダーかな・・・と感じ最初は前回と同じ微風時のセッティングで出ましたが、意外とブローは強めで、セイル手が重くセイルを引きずらく感じたのでセッティングを変更。ダウンをMidにしてアウトは197㎝で使用しました。
セイル手の重さが無くなり、とても乗り易い状態になりバッチリ。メーカーの言うようにスピード性能に優れる使用感の使い心地ではありませんが、十分楽しめる使用感です。逆に、他の方がブローホールで止まり気味なのに自分は手ごたえが良く走り続けられていたのでアンダー性能はやっぱり抜群だな~と感じました。この使用感はプレーニングビギナーの方にも使い勝手が良いと感じますし、スピードを楽しむより楽に軽いセイルでイージーにプレーニングを楽しみたいと思う方にはバッチリの使用感だと思います。特に少し大きめで重めのFreeRideボードに乗っている方には、このトルク感はベストマッチでしょう。今日は本来6.7にはアンダー気味の風速なので、もう少し吹いている時にチューニングも変えて110LのRRD
FireMoveの38㎝フィンでも乗ってみます。もっとスピードが出るかもしれないので。
追記
1.5hほどで風が落ちてきて7.5㎡に130Lの方(体重70キロ弱)が走らないぐらになったので、セッティングを微風用に戻してフォイルを付けて乗りましたがバッチリ楽しめました。やはり重宝しますね~フォイルは。
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Date / ゲレンデ/ ライダー |
2020/2/4 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏ |
コンディション |
北西 7.5の方がブローで走るぐらい |
使用マスト/ボード/フィン |
EZZY RDM90-430 / 2020JP SUPERSPORTS122L / 純正44㎝ |
アウトサイドで7.5や7.2の方がブローで走れるぐらいだったので7m/s前後ぐらいかな・・・。いわゆる7.5でジャストからアンダーのコンディションです。自分が出た時にはもう少し風速が落ちた感じで9.0㎡ぐらいのセイルに120L以上のスラロームの方しか走れていませんでした。
ライトウインドなので海面はフラットでプレーニングすれば超楽しいコンディション♪
使用したボードはJPのSUPERSPORTSでレーススラロームに近い走りを一般的に楽しみやすいようにデザインした中~上級者の方向けのスピードに優れるボード。237×76㎝の122Lでライトウインドでも楽しめるサイズです。
やはり、このセイルはアンダーでもホント良く走ってくれます。ボードの走り出しの良さも手伝って、5m/sぐらいしかないんじゃないかな・・・って言うブローでも前足のみですがストラップに足が入ってプレーニング出来ましたし、時折のもう少し強めのブローでは両足が入ってプレーニング出来ました。
今日感じたのは、ライトウインド用サイズの長めのフィンが付いたボードで乗ると、更にこのセイルの良さが活かされると言う事です。
フォイルでも楽しめるようにトルクを付けたセイルなので、長めのフィン(44㎝以上)が付属される大きめのFreeRideボードで乗る方がトルクを受け止めてくれて走りに繋げてくれます!実際、両足が入った時は上り性能も抜群だと感じました。
セッティングさえ合っていればセイル手が重くてセイルが引き込めないと言う症状も全くありません。
セッティングのコツは、ダウンにたいしてブーム下のバテンが外側に開かないアウトホールのテンションを掛けると良いと感じています。体重がある方なら、ここは微調整して好みの位置を探して下さい。アウトホールのチューニングで乗り易さをコントロールできます。
スピードを楽しむなら他におすすめのセイルも沢山ありますが、軽く小さめのセイル(6.7㎡)で8.5~9.0以上の方しか走れないコンディションでもイージーに楽しくプレーニングを楽しみたいなら、このHydraSportsは抜群の相棒になってくれます。確実に同社のCHEETAHやLEGACYより重量は軽いです。
体力が落ちてきて、軽く使い易いセイルでライトウインドを楽しみたいと思う方はもちろん、女性を含むプレーニング練習中のビギナーの方にとって非常に使い易いセイルだと言えます。
もちろんフォイル用にもデザインされていますので4~5m/sの微風域でフォイルセイリングも楽しみ易いセイルです。
ここ2~3年の風が弱い時でもウインドサーフィンを楽しめる道具の進化は素晴らしいです!
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