旧フォイルなどの試乗レポート

 Date 2021/6月 検見川
 コンディション  南東 ブロー5~7m/s前後 フラット
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用ボード / 使用フォイル 2021EZZY HYDRA5.7㎡/ StarBoard GO160L 250×86.5㎝
RRD Y-24~25フォイル チューニング:シム3° リアウイング:ニュートラル
Newモデルの2021EZZY Hydra5.7㎡のアンダー性能も探る為にスクールで使用しているGO160LにRRDフォイルを装着して試乗。
7.5~8.5㎡のフィンで乗っている方が走るブローで5.7㎡でフライトが可能でした。
他に通常のFreeRideボード(StarBoard CARVE131LやTabou Rocket Plus123L)でフォイルに乗っている方は同じHYDRAの6.7㎡を使っていました。
セイルのアンダー性能の良さも、もちろんありますが、今日のコンディションで、重量もあるGO160Lを浮かし続ける性能、浮いた後も安定したフライトで抜群の使い易さを感じました。
5.7㎡だとブローを捉えて走り出させるのが得意な方なら。と言う感じではありますが、浮きが弱くて乗りづらいと言う感触はありません。
フォイル専用のディープタトルBOXでは無いボードにもRRDフォイルはノーマルタトルヘッドなので装着可能です。
ショップでも、フォイルBOXではない以前のCARVE140LやバーレーのCRUZE150L、ANGULOのMAGNUM115L(RaceSlalom)等、沢山のお客様に使ってもらっていますが、乗り易さで大好評です。
特に幅が75㎝前後の少し幅が狭めのボードには、浮きが強いGAフォイルよりもRRDフォイルの方がフライトした際のコントロールがイージーでマッチングが良いと感じます。
逆に幅が85㎝以上のボードやフォイル用のボードにはGAの浮きの良さは武器ですし、セイルパワーがアンダー気味(小さ目のセイル)でもフライトを楽しみたい方にはおすすめです。
ここが各社のフォイルの特性によりマッチングボードが変わる部分です。
RRD FreeRideFoily24-25

 Date 2024/4月 検見川
 コンディション  東~北東 沖合はアベレージ6マックス8m/s フラット
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用ボード / 使用フォイル 2024GA BOOST5.2㎡ / 240×77㎝ 124L 通常の乗り易いSlalom
RRD Y-24~25フォイル チューニング:シム3° リアウイング:ニュートラル
ブローならフィンで7.5㎡以上で走れるぐらい。
フォイルの方は様々ですが、7.0~8.0㎡で800~550c㎡のフロントウイングを使って楽しんでいました。
RRDのY24-25フォイルはフロント724c㎡。
セイルのテストも兼て久し振りに使ってみましたが、やはりライトウインドでの浮きは抜群です!
RRD Y24-25フォイルRRD Y24-25フォイル

 Date 2021/3月 検見川
 コンディション  南東 ブローで5~6m/sフィンでは通常プレーニングが厳しいコンディション。
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用ボード GA Hybrid5.6㎡ / TABOU ROCKET135L 246×77.5㎝
 使用フォイル GA Hybridフォイル1200(パワーボックスアダプター使用) 
周りもフォイルを楽しむ方ばかりのライトウインド。
9.0㎡にフォイル用ボードやフォイルも兼用できる140Lクラスのボードに乗っているフォイルに慣れた方のみが本格的に楽しめているぐらいで、通常のボードを使用して自分より大き目の7.0㎡や7.5㎡の方でもほとんど浮き上がれない状態。
もちろん加速して浮かせる為のパンピングは必要でしたが、そんな中でも浮かせることは可能でしたし、浮いた後の持続性も抜群でした。
GA Hybridフォイルは浮きが強いのでリアフィンにワッシャーを入れて浮きを抑えたチューニングでも、この浮き易さ。
ライトウインドを楽しむのにとても良い味付けですし、難しいジャイブも浮きのバランスを非常に保ちやすいフォイルだと感じます。
パワーボックスアダプターでの使用でしたが、今日のコンディションでは全く問題ありませんでした。
使用したボードはビギナーの方から中級者の方にオススメしているFreeRideボードのTABOU ROCKET135L。
両足をストラップに入れた状態で浮いた際のコントロールもし易かったですし、もともとフィンで走ってもアンダー時の走り出しに優れているボードなので浮き上がりも抜群だと感じました。
セイルはダウン-2㎝でアウトは規定値のチューニングでしたが、走り出しのパワーも得やすい手応えですし、飛んだ際のコントロールも良かった。
GA hybrid。やはり微風フォイルでも使い易い。
GA HYBRID1200フォイル2018TABOU ROCKET135L

 Date / ゲレンデ / ライダー  2021年11月 / 検見川 / 身長170㎝体重60㎏
 コンディション   北ジャスト~アンダー 海面:フラット
 使用セイル / 使用ボード  EZZY SuperLight5.5㎡ / TABOU Rocket125L 242×75.5㎝
 使用フォイル   GA HYBRID1200(パワーボックス)
最大の7m/sぐらいのブローで十分なセイルパワーを感じスピード感も楽しめる状態でGAフォイルに乗れたのでレポートしておきます。
尾翼の調整は無しで使用しました。
3~5m/sが基本で、強めのブローは時折7m/sぐらいが入る状態。
周りのフォイルの方は7.5~9.0㎡前後を使用し、フィンの方は8.0㎡ぐらいの方でもアンダーでプレーニングが厳しい状態。
5m/s以上のブローでの浮き上がりも良かったですし、浮いた後の持続性も良かったです。(ここはセイルの手応えもあるとは思いますが・・・)
また、強めのブローが入った際にもアンヒールをさせて上り易く、スピード感を楽しむ事がし易く感じました。
まだまだ自分もジャイブは下手なのですが、GAフォイルは浮いた状態をキープし易いと感じます!(イージー)
周りの方のセイルサイズを考えると、やはりGAのフォイルは浮きが強めで小さいセイル(セイルパワーを上げ過ぎない)でも楽しみ易いと言えます。
その使い方でもスピード感は十分楽しいと感じれるレベルだと感じます。
このフォイルは、乗れてくれば安定した浮きもキープし易いですし通常のFreeRideボードにもおすすめです。
別売のパワーボックスヘッドを使えばパワーボックスのボードでも使用出来るのが魅力です。
※パワーボックスのヘッドで乗る場合には、フィンで走れるセイルパワーで乗った場合にはBOXの破損が考えられるので、小さ目のサイズをチョイスして下さい。
特に練習中の方は負担をかける乗り方になってしまうので注意してください。
例)6.5や7.0の方もフィンで走れるぐらいなら4.7~5.0㎡。7.5以上の方が走れるぐらいなら5.5~6.0㎡が使用目安です。


GA HYBRID1200FOIL

 Date / ゲレンデ / ライダー  2022年5月 / 検見川 / 身長170㎝体重60㎏
 コンディション  南~南東 海面:膝のウネリ~フラット
 使用セイル / 使用ボード /  21EZZY HYDRA5.7㎡ / ABOU Rocket125L 242×75.5㎝ /
 使用フォイル  GA HYBRID1200パワーボックス
今日は、7.5㎡前後の方がフィンでアンダーの5m/s前後の風速から、夕方にアップして7.0㎡の方がフィンでジャストで走れる7~8m/sの風速まで乗れたのでレポートしておきます。フォイルで乗り続けましたが、確実にHYDRA5.7㎡を使ってフィンでも走れる風速でした。
風が弱かったときには通常の状態で使用。その後、風速アップした時にはリアウイングの前ビスにワッシャを1枚入れて浮きを抑えました。
フォイルでの使用も考えられたセイルを使用した場合には、軽風でも吹いた場合にも非常に乗り易く使用風域が広いフォイルだと実感しました。
GA HYBRID1200フォイル

  Date / ゲレンデ / ライダー  2023年3月 / 宮古島 / 身長170㎝体重58㎏
 コンディション  サイド 海面:ほぼフラットで多少は風によるウネリあり
 使用セイル / 使用ボード 22DUTONE F-PACE5.8㎡ / FANATIC GECKO135L 246×79㎝
 使用フォイル GA HYBRID1200パワーボックス
ビギナーさんにもおすすめしているFANATICのGECKO135LにDUOTONEのノーカムフォイル用セイルで乗れたのでレポートしておきます。
ブローはフィンで7.8㎡のSLALOMの方が走れるぐらいだったので、5~7m/sややアンダー気味のコンディションです。
ブローが無い時にも浮き上がりが良かったですし、ブローが入ってスピードが出てきた時にも浮き上がりすぎずに快適に楽しめました。
一般的なFreeRideボードにGAのHYBRID1200フォイルは使いやすくオススメです!

GA HYBRID1200フォイルFANATIC2022モデルGECKO135L

  Date / ゲレンデ / ライダー  2023年12月 / 検見川 / 身長170㎝体重58㎏
 コンディション  サイド 海面:風波でややチョッピ―。腰のウネリ 
風:アップダウンの大きくガスティー。ブローは10m/sぐらい。
 使用セイル / 使用ボード SIMMER 5バテンWAVE5.3㎡ / TABOU22-23 FIFTY115L 232×72㎝
 使用フォイル GA HYBRID900Free タトルボックス
基本は1200や1150HPのフロントウイングセットでオススメしているのですが、少し風の強めのコンディションで900Freeフロントウイングの使用感をテストしてみたく試乗。使用したボードはFIN50%+FOIL50%のメーカーふれこみFIFTY115L。FINで走ればFreeRaceのポテンシャルを持ちます。
セイルは5バテンのWAVEセイルを使用しオーバーに強くなるようにLibertyのチューニングバテンを第3,4バテンに入れて使いました。
フォイルのチューニングは、マストのシムは0.75。尾翼はマイナス。
スピード感は楽しめるのですが、もう少し楽にスピードを出せないと恐怖感の方が強いな・・・と感じます。4.5㎡を使えば楽だったろうと考えます。
ジャイブは入り易くランニング付近で浮き過ぎずで良い状態なのですが、やはり幅が72㎝のボードは足の入れ替えが難しく感じます。
ま、自分が下手なだけなのですが、イージーだと感じるものではないなぁと思います。
ボードの幅が75㎝以上あるボードなら、もう少し楽に乗れるだろうとは考えています。(抑えが楽なので)
ただ、フィンで乗った時の楽しさも考えると、このぐらいの幅のボードで乗り易い状態も作りたい気持ちもあります。
多分、まだチューニング不足だと思います。ノーズが低目で浮きが弱めで安定感に欠ける気がするので、次回は尾翼をニュートラルにして乗ってみます。

GA HYBRID900Freeフォイル2024SIMMER EVOC5.3

  Date / ゲレンデ / ライダー  2023年12月 / 検見川 / 身長170㎝体重58㎏
 コンディション  オンショア 海面:風波でややチョッピ―。腰のウネリ 
風:FINで8.0㎡が走っていたので7~8m/sぐらい
 使用セイル / 使用ボード POINT7 F1e6.4㎡ / TABOU22-23 FIFTY115L 232×72㎝
 使用フォイル GA HYBRID900Free タトルボックス
前回不安定さを感じたので今回は尾翼はニュートラルでいじらず。マストのみシムで0.75に調整。
風速的には7.5以上ならフィンでも余裕で走れそうで、フォイルだとセイルにパワーを感じて適度なスピード感もある状態でした。
ボードのストラップ位置をいじったことも関係していると思いますが、走行時の安定感、ジャイブ共にバッチリの状態でした。
スピードがあったので、あとはブームの高さやハーネスラインの長さの調整の問題でフォイルのチューニングとしては問題ないと思います。
今まで尾翼は常にマイナスにしていましたが、マストをシムで調整して上下動の不安さが出る場合は尾翼はゼロ(ニュートラル)にすれば良い結果です。
色々試してきましたが、現在のところマストシム0.75で尾翼をニュートラルのセッティングがおすすめです。
また、幅が細身のボードの場合にはストラップを内側にして乗った方がフォイルは乗り易いと感じます。
ボードによっても違いはありますがチューニングの参考にしてください。
追記
900フロントウイングは60キロの自分にとってはライトウインドでも使えますし、フィンで7.5㎡の方達が走り出す風域でも使い易いサイズです。
フォイルに乗り慣れた方(少しスピードが出せるようになった方)が、幅が75㎝前後の細身のボードに使うには使い易いでしょう。
逆に幅が80㎝~90㎝のボードは幅で浮きを抑え易いので低速時にも浮きが得られる1200の方がおすすめです。
GA HYBRIDFOIL900フォイル時のストラップ位置

 Date 2023/8月 検見川
 コンディション  南東 ブローで5~6m/s 。
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝ FreeRideボード
 使用フォイル 刀1100FreeRide
7.5㎡フィンで走れるか?ぐらいの微妙な風速。
浮きの早さや、浮いた後のコントロールは、とにかく抜群。特に難しいジャイブは、このフォイルなら出来るようになるだろう。と、思わせるほどし易い。
FreeRideフォイルは浮きが早くて乗り易いけどスピード感が今イチと感じる物もありますが、このフォイルに関しては十分なスピード性能を楽しめると感じます。これ以上のスピードを望むならフォイル専用のボードにFreeRace系のフロントウイングが720~750c㎡のフォイルを使うことになるでしょう。
今日は普通にフィンで楽しめるFreeRideボードのCarve121Lを使用しましたが、この手のボードでも非常に乗り易く感じれます。
シムは1°を使用、リアウイングは最もマイナスの位置でしたが、今日のコンディションだったらリアウイングはニュートラルで良かったと思います。アビームでの走行感は良かったですが、上りがもう少しだった事と、セイルパワーがアンダー気味に感じる時にボードの上下動の不安定さを感じたので。このような症状の時には、だいたいリアウイングをマイナスにし過ぎている症状なので。
刀FreeRideFoil

 Date 2023/9月 本栖湖
 コンディション  ブローで7~8m/s
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝ FreeRideボード
 使用フォイル 刀1100FreeRide 
ブローは7.0~8.0㎡フィンの方も十分走る風速ですが、ブローの範囲が狭くガスティーなコンディション。
シムを入れてマストは3°でリアウイングはフルにマイナスにセッティング。
ブローでも浮き過ぎず素晴らしく乗り易い状態でした。スピードの面も個人的には十分だと感じます。(楽しい~!!)
ジャイブもし易いし上りも良いし言う事なし。
その後、フロントウイングが720の刀SLALOMフォイルに乗りましたが、こちらは下らせるのは楽でしたが、アビームや上りはCARVEの様に細身のボードでは浮きが強く抑えが難しく感じました。
この事から、フィンとフォイルの両方を楽しみたい方、ボードの幅が80㎝未満の方にはFreeRideフォイルの方がオススメだと言えます。

 Date 2023/10月 検見川
 コンディション  北北西 サイドからサイドオフ 海面は膝以下のウネリで少しチョッピー
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝ FreeRideボード
 使用フォイル 刀1100FreeRide
7.0~8.5㎡のセイルならフィンで走れる風速からアンダーまでアップダウンはありました。
今日はシムを使ってのマストの角度をチェックしたのでレポしておきます。
リアウイングはフルにマイナスにして、マスト角は+3°。
ややアンダー気味のブローでの浮き上がりは、とても良く、フィンの方がジャストで走れる風速では、上る時には全く問題ないですが、下らせたときには少し難しいな~と感じました。(ややオーバー気味に感じる)
戻ってフィンに変えたら風が落ちてしまったので、フォイルがオーバー気味に感じた時に、フィンにチェンジした時の繋がりの良さのテストは出来ませんでした。
まだ少しだけブローが残っていたので、あきらめずにマストの角度を3.75にして再度出艇してみました。
3.75だと浮きが安定せずボードの上がり下がり出てしまう乗り味でした。この事からオーバー気味でも3.75は角度を付け過ぎだと思いますます。3°が限界かな? フォイルをいじるより、セイルサイズを下げるかセイルサイズを変えずにフィンにチェンジした方が良いと思います。
ちなみにCARVE121Lの場合は、シムを2°分使えば3°になります。こう言う事があるので、しっかり角度を計測できる物でチェックした方が良いです。シムを2°にしたから2°になるわけではありません。
刀フォイルFreeRideリアウイング刀フォイル用マストシム

Date / ゲレンデ 2024年4月 / 検見川
コンディション  南西 オンショア 膝から腰のウネリ 7.5前後の方がフィンで走れる7~8m/s
テストライダー  身長170㎝ 体重60㎏
使用セイル / ボード 2024GA BOOST5.3㎡ 5バテンWAVE / Patrik F-CROSS136 239×72.5㎝ FreeRideボード
使用フォイル 刀1100FreeRide
メーカーの方から借りれている期間が限定されていたので、本来はフィンで走れるコンディションでフォイルでの相性をチェック。
フィンで7.5前後の方が走れるコンディションなのでセイルサイズは5.3㎡の小さ目をチョイス。
幅があるフォイル専用のボードではないし、フィンと同じセイルパワーで乗れるフロントウイングサイズではないので。
結果は、乗りやすい!という確認が出来ました。
使うフォイルにもよると思いますが、自分が使用したフォイルでは両足をストラップに入れた状態で乗りやすかったです。
この、後ろ足を入れてフォイルが乗り易いという部分が、一つのフォイルとのマッチングの目安です。
ジャイブも幅が細いわりにやり易いなぁ~って感じました。ここはフォイル自体の性能だとは思います。
フィンが走れないコンディションならフォイル。フィンで走った方が楽しいと思うコンディションならフィン。
両方で楽しめるボードだと言えます。
特にジョイントからノーズにかけて幅があるので浮力バランスがイージーで、ストラップポジションが外側でも本格的にスピードを楽しむSLALOMボードほど外過ぎずにフォイルでも乗り易いと感じます。
このボードには、セイルパワーをあげてスピードを求めるタイプではなく、セイルパワーを下げて(フィンで乗るより小さめのサイズ)乗れるコントロール性に優れる大き目のフロントウイングのフォイルがマッチングするでしょう。
<今日のチューニング>
ジョイント位置はセンター。
ストラップ位置はフィンと同じで前後とも外側の前から2番目を使用。
フォイルのマスト角度は3度でリアウイングはフルにマイナス。

Patrik F-Cross136L

Date / ゲレンデ 2024年7月 / 検見川
コンディション  南西 オンショア 腰から胸のウネリ 6.5の方もフィンで走れる8m/s以上
テストライダー  身長170㎝ 体重60㎏
使用セイル / ボード  2024GA BOOST5.3㎡ 5バテンWAVE / TabouAirRide145L 215×81㎝ Foilボード
使用フォイル 刀1100FreeRide
オンショアでこれだけ吹けば、本来ならフィン95LのボードでSLALOM的に乗るなら6.5、WAVE的に乗るなら5.3㎡でいけるのですが、
ここまで吹くとは思わずフィンで乗るボードを持って来ていなかったのでフォイルボードに試乗。
5.3㎡で乗りましたが、もう少し楽に乗るなら4.5㎡でも良かった感じでした。
フォイルボードに乗った際のレポートをしていなかったので記述しました。
セイルもオーバー気味に感じたし、かなり荒れた海面で最初は難しく感じましたが、ボードのジョイントを前に、ストラップの前足を前に、後ろ足を後ろに、セイルのダウンとアウトをプラスして、かなり乗り易い状態になりました。
フォイルボードで使ってもマッチングの良いフォイルですし、個人的には十分なスピード感を楽しめると感じました。
他のフォイルを使えば、もっとスピードが楽に出せるとは思いますが、必要十分すぎる性能をもつフォイルとしておすすめ出来ます。
<今日のチューニング>
ジョイント位置はセンターより前でテイルエンドから135㎝
ストラップ位置は前は内側で前から2番目。後は3列のうち2列目で前から5番目を使用。
フォイルのマスト角度は3度でリアウイングはフルにマイナス。
※今日は105㎝のフュスレージで乗ったので、何時も使っている純正サイズ95㎝だったら、もっと楽だった可能性があります。
Patrik F-Cross136L