DUOTONE Power XT 2.0 2014から継続中 RDMは2020モデルでマイナーチェンジがありました。

風が上がった時には、JOINTに付けたままでもレバーを動かし海上でダウンが引けます。逆に引き過ぎたと感じたら緩められます。
現在のセイルは微妙なダウンテンションで幅広い風域に適応する性能を持っています。このEXTはその性能を簡単にフルに活かせます。
自分もセイルのテストを行う際に活用しています。
自分が使用したセイルメーカーで、SIMMER MAUISAIL EZZYは、大型レバーの収納に問題は無しでした。
JOINTカバーの開きが狭いメーカーは、2㎝多めにアップした方がレバーを収納しやすいです。
EZZYは都度シートを通さなければならないプーリの構造です。それ以外はYouTubeの手順のようにシートを簡単にプーリーに掛けるだけのイージーセッティング。
EZZYは別売のDリングに交換して使えば本来の使い易い使い方が出来ます!

注意使用注意
・70%程度手で引いてからラチェットを使ってダウンテンションを掛けて下さい。
 ノーテンションからラチェットを使ってダウンを引くとギアホイールの劣化が早くなりますし、マイナスする時に引いた際に出たシートが長くなり面倒です。
・目の細かいシートを使うとギアホイールにシートが食わずに滑ってしまいます。
 同様に2年ぐらい同じシートを使うと滑り易くなってしまいます。シートを交換して下さい。
 ショップではリバティーの4㎜ダイニーマシート(2年前から販売)同メーカーの3.8㎜スーパーダイニーマシート(2025年6月から販売)を
 使ってみて滑りが無くおすすめしています。
 特にスーパーダイニーマ3.8㎜は、強いダウンテンションを必要とするセイルにオススメだと感じます。
 シートが伸びずにダウンテンションを掛けている際にレバーが楽に動作出来ます。(レバーへの負荷が軽減される)
DUOTONE POWEREXTダウンテンションを掛ける時にレバーをパイプに対して100°ぐらいにして使って下さい。
90度以下で使うとレバーに負担が掛かり過ぎて破損したり引く為のパーツの消耗が早くなります。
ギアホイル部は使用後は細目に水洗いしてください。
過度のダウンテンションに注意。セイルが破損する場合があります。
DUOTONE POWEREXT
多くのセイルメーカーの横向きの場合。
DUOTONE POWEREXT
SEVERNE等の縦方向の向き。
どちらも使用可能になりました。2014~。
↓最下部の画像をご参照ください。
DUOTONE POWEREXT
ダウンテンションが強いセイルでもシートが滑らないようVバネ部分の構造がマイナーチェンジされました。2014~。
DUOTONE POWEREXT
捻るだけで簡単にストッパーの位置を変えられます。ここも便利。(SDM)
DUOTONE POWEREXT
2020年からRDMもSDM用と同様に捻れば簡単に位置を変えられるストッパーになりました。
DUOTONE POWEREXT
SDM、RDM共にストッパーにスペーサー機能を持たせパイプ径を細くし砂がみを無くしています。
DUOTONE POWEREXT
クリートからシートを解除する際もAERON同様に踏めば簡単にできる構造になりました。2014~。
DUOTONE POWEREXT
ニューモデルはパイプの外にシートが出てくるので最近のダウンホールを収納するポケット付のセイルの方が都合いいですね。
DUOTONE POWEREXT
2020は、RDMは表示に対して1㎝位置が下がりました。WAVEの人には嬉しいですね! 1㎝は上級者には気になりますから。 
DUOTONE POWER EXT RDM
従来のRDM用はパイプ内が空洞。
2020DUOTONE POWER EXT RDM
2020以降は内側に補強パイプが入って強度アップ。
パイプ径も細くなっています。
 

使用方法はこちらを見ると分かり易いです。
 
セイル側のダウンプーリの向きが縦のセイルの場合のシートの通し方。(SEVERNE)
ループを通す方法は出来なくなりますが、シートが交差せず使用可能です。ギアホイルからのスタートになります。
※2025モデルのGATORは4㎜シートが通しづらくダウンプーリの補強の為の細いビスを外して使用しています。
SEVERANEセイルでのPOWEREXTのシートの通し方