<コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。 |
Date / ゲレンデ / ライダー |
2024年10月 検見川 身長170㎝ 体重60㎏ |
コンディション |
オンショア平均6m/s MAX8m/sのち平均8m/sMAX9m/s 腰~腹のウネリ |
使用マスト/ボード/フィン |
刀RDM80-430 / サーファー艇のちTabou3S Classic97L FreeStyleWaveボード |
午前中はビギナーさんの練習お付き合いしてサーファー艇で試乗。
普通は柔らかいパネルテンションでソフトな手ごたえがあるからトルクを感じるのですが、このセイルは消して柔らかいパネルテンションではないのにトルクを十分に感じます。不思議。
セッティングもダウンを表示どおり引いた方が乗りやすい。
ダウンを緩めて柔らかくすると逆に走り出しが悪くなってしまいます。
見た目は浅いですがトルクを感じ、トルクがあるのに走り出した後にも風の溜まりでセイル手(後ろの手)が重い感覚にならない。
サーファー艇でも非常にマッチングの良い使用感でした。
その後、ボードを97LのFreeStyleWaveにチェンジ。フィンは純正の30㎝。
最初はアンダー気味で、7.0㎡以上に120L以上のボードの方が走り出せないコンディションでした。
そんなコンディションでもウネリを使って走り出せばプレーニングを持続させられる事が可能でした。
もちろん走り出させる技術は必要ですが、必要なトルク(手ごたえ)が無ければ、それも無理です。
アンダー性能は抜群です!!
その後、風速がアップし周りの方も走り始めて自分も十分な手ごたえでジャストで走ることが出来ました。
ジャストな状態になっても、スピードが頭打ちするような感触がなく中級者の方(プレーニングOKでジャイブ成功率5~60%)が使っても十分なポテンシャルだと感じます。
残念感が無い!
追記
宮古島でフォイルボードでフォイルセイリングをした際にも使わせてもらいましたが、ブローで5m/sぐらいのコンディションでも十分にフォイルセイリングを楽しめました。浮き上がった後にも余分なトルクでコントロールがしづらい感覚もなくイージーライドのフォイルセイリングを楽しむには十分なポテンシャルだと言えます。
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Date / ゲレンデ / ライダー |
2024年12月 検見川 身長170㎝ 体重60㎏ |
コンディション |
北西 平均10m/s MAX12m/s 腰のウネリ 膝の波
波頭が砕けて白波が多くラフな海面でした。 |
使用マスト/ボード/フィン |
刀RDM80-430 / Tabou3S Classic97L FreeStyleWaveボード / MUF WEED30㎝ |
沖合は白波がバンバン。本格的なSLALOMセットの方が7.0㎡でオーバー気味。
今日は、使用したボードなら4.5でジャストで遊べるぐらいの風速でLibertyチューニングバテンを使って試乗してみました。
チューニングバテンを入れたのは第2~第4バテンの3本。
明らかに強風域でのオーバー性能がアップします。
ちょっと硬くなり過ぎるので、第2バテンの位置はFINで楽しむなら入れなくても良いんじゃないかなって感じました。2本で良い。
FOILで楽しむなら、よほどアンダー気味のコンディションで使う以外は3本入れて使用するのが効果的だと思います。(またテストしてみます)
チューニングバテンを使用しなければ8.0~7.0㎡のノーカムFreeRideSlalomセイルの方がアンダーでも遊べる程のアンダー性能があり、WAVEセイルのようなソフトさもあってウネリの中での動きやジャンプを楽しむのに都合の良い使用感。
チューニングバテンを使えば6バテンのFreeRideSlalom並みのオーバー性能でスピード感のあるSLALOMセイリングを楽しむことが出来ます。
STOKEのように、トルクをつけて小さ目のセイルでも楽しめるようにデザインされたセイル(高速型のセイルはもう少し大きめのサイズを使わないと同じ手応えを得られない)は、今日のようなチューニングをすると、より1枚の使用風域を広げる事が出来て楽しめるコンディションや楽しみ方が広がると思います。=少ない道具で楽しめる!
追記
チューニングバテンを入れる際に少しバテンポケットが狭くきついのでゴムハンマーを使って入れると良いでしょう。
抜くときは回転させながら抜いて下さい。
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