刀 FreeRideフォイル 更新2024/10/23

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スペーサー無しで簡単にリアウイングの角度を調整して浮きをコントロール出来る。
マストとフュースーレージの固定力にこだわって作られているのでウネリの中でのコントロールもピカイチ。
このフォイルを付けられるフォイルボックス(ディープタトル)のボードなら、これからフォイルを始める方にもイチオシします。
エントリーモデルのフォイルは浮きや操作性の良さはあるけれど、上達してきた時のスピードがイマイチと感じる物もありますが、このフォイルはスピード性能も十分で、乗れるようになってからも楽しいと思えます。
マスト、フューサレージ、ウイングのパーツも充実しているのでバージョンアップしたい場合にも安心です。
流石ショップ経験者が4年かけて開発したフォイルで、上達してきた際のチューニングが非常にし易い工夫が詰め込まれています。
取付ビスの長さを変えるだけで小さ目のフロントウイングも取り付け可能です。
<チューニングについて>
練習中は計測してマスト角度は0°で良いです。尾翼もニュートラル。
浮き方が分かってきてスピードが出た時に浮き過ぎて海中から抜けてしまうようならマストを1~2°に調整すると良いです。
ジャイブ中の後半に浮きが強い場合も同様です。
尾翼に関してはマイナスが良いです。
マストシムに使用方法に関してはこちらをご参照ください。
刀FreeRideフォイル
刀 FreeRide FOIL基本セット
フロントウイング:1100㎠ / 72㎝
リアウイング:280㎠ / 43㎝
フュースレージ:95㎝
マスト:85㎝アルミ
刀Freerideフォイル
ボックスへの取り付けは非常に簡単。しかもマストの角度を簡単に調整出来る専用のシムも付属されます。
上達してきた時にマストの角度を調整することは重要なので、これが簡単に行えるシステムなのはとても良い。
刀フォイル
専用収納ケース付き。
Wing用のカバーも付属されます。
刀フォイル付属品
専用のビス用Tレンチとマストの角度を調整できるシムが1°分付属されます。別売で0.25と0.75があります。 
刀FOIL自分の知る限りでは最もマストの取り付け部のガタつきが無い。しかも8㎜ビスを使用。  刀FOIL
尾翼はビスを緩めて角度を変えることが可能。シムを使って変えるより簡単で優れたシステム。
<試乗レポート>あくまで個人の感想ですが参考にしてみてください。(乗るボードによっても違いはあります)
 Date 2023/8月 検見川
 コンディション  南東 ブローで5~6m/s 。
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝
7.5㎡フィンで走れるか?ぐらいの微妙な風速。
浮きの早さや、浮いた後のコントロールは、とにかく抜群。特に難しいジャイブは、このフォイルなら出来るようになるだろう。と、思わせるほどし易い。
FreeRideフォイルは浮きが早くて乗り易いけどスピード感が今イチと感じる物もありますが、このフォイルに関しては十分なスピード性能を楽しめると感じます。これ以上のスピードを望むならフォイル専用のボードにFreeRace系のフロントウイングが720~750c㎡のフォイルを使うことになるでしょう。
今日は普通にフィンで楽しめるFreeRideボードのCarve121Lを使用しましたが、この手のボードでも非常に乗り易く感じれます。
シムは1°を使用、リアウイングは最もマイナスの位置でしたが、今日のコンディションだったらリアウイングはニュートラルで良かったと思います。アビームでの走行感は良かったですが、上りがもう少しだった事と、セイルパワーがアンダー気味に感じる時にボードの上下動の不安定さを感じたので。このような症状の時には、だいたいリアウイングをマイナスにし過ぎている症状なので。
刀FreeRideFoil

 Date 2023/9月 本栖湖
 コンディション  ブローで7~8m/s
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝
ブローは7.0~8.0㎡フィンの方も十分走る風速ですが、ブローの範囲が狭くガスティーなコンディション。
シムを入れてマストは3°でリアウイングはフルにマイナスにセッティング。
ブローでも浮き過ぎず素晴らしく乗り易い状態でした。スピードの面も個人的には十分だと感じます。(楽しい~!!)
ジャイブもし易いし上りも良いし言う事なし。
その後、フロントウイングが720の刀SLALOMフォイルに乗りましたが、こちらは下らせるのは楽でしたが、アビームや上りはCARVEの様に細身のボードでは浮きが強く抑えが難しく感じました。
この事から、フィンとフォイルの両方を楽しみたい方、ボードの幅が80㎝未満の方にはFreeRideフォイルの方がオススメだと言えます。

 Date 2023/10月 検見川
 コンディション  北北西 サイドからサイドオフ 海面は膝以下のウネリで少しチョッピー
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝
7.0~8.5㎡のセイルならフィンで走れる風速からアンダーまでアップダウンはありました。
今日はシムを使ってのマストの角度をチェックしたのでレポしておきます。
リアウイングはフルにマイナスにして、マスト角は+3°。
ややアンダー気味のブローでの浮き上がりは、とても良く、フィンの方がジャストで走れる風速では、上る時には全く問題ないですが、下らせたときには少し難しいな~と感じました。(ややオーバー気味に感じる)
戻ってフィンに変えたら風が落ちてしまったので、フォイルがオーバー気味に感じた時に、フィンにチェンジした時の繋がりの良さのテストは出来ませんでした。
まだ少しだけブローが残っていたので、あきらめずにマストの角度を3.75にして再度出艇してみました。
3.75だと浮きが安定せずボードの上がり下がり出てしまう乗り味でした。この事からオーバー気味でも3.75は角度を付け過ぎだと思いますます。3°が限界かな? フォイルをいじるより、セイルサイズを下げるかセイルサイズを変えずにフィンにチェンジした方が良いと思います。
ちなみにCARVE121Lの場合は、シムを2°分使えば3°になります。こう言う事があるので、しっかり角度を計測できる物でチェックした方が良いです。シムを2°にしたから2°になるわけではありません。
刀フォイルFreeRideリアウイング刀フォイル用マストシム

Date / ゲレンデ 2024年4月 / 検見川
コンディション  南西 オンショア 膝から腰のウネリ 7.5前後の方がフィンで走れる7~8m/s
テストライダー  身長170㎝ 体重60㎏
使用セイル / ボード  2024GA BOOST5.3㎡ 5バテンWAVE / Patrik F-CROSS136 239×72.5㎝
メーカーの方から借りれている期間が限定されていたので、本来はフィンで走れるコンディションでフォイルでの相性をチェック。
フィンで7.5前後の方が走れるコンディションなのでセイルサイズは5.3㎡の小さ目をチョイス。
幅があるフォイル専用のボードではないし、フィンと同じセイルパワーで乗れるフロントウイングサイズではないので。
結果は、乗りやすい!という確認が出来ました。
使うフォイルにもよると思いますが、自分が使用したフォイルでは両足をストラップに入れた状態で乗りやすかったです。
この、後ろ足を入れてフォイルが乗り易いという部分が、一つのフォイルとのマッチングの目安です。
ジャイブも幅が細いわりにやり易いなぁ~って感じました。ここはフォイル自体の性能だとは思います。
フィンが走れないコンディションならフォイル。フィンで走った方が楽しいと思うコンディションならフィン。
両方で楽しめるボードだと言えます。
特にジョイントからノーズにかけて幅があるので浮力バランスがイージーで、ストラップポジションが外側でも本格的にスピードを楽しむSLALOMボードほど外過ぎずにフォイルでも乗り易いと感じます。
このボードには、セイルパワーをあげてスピードを求めるタイプではなく、セイルパワーを下げて(フィンで乗るより小さめのサイズ)乗れるコントロール性に優れる大き目のフロントウイングのフォイルがマッチングするでしょう。
<今日のチューニング>
ジョイント位置はセンター。
ストラップ位置はフィンと同じで前後とも外側の前から2番目を使用。
フォイルのマスト角度は3度でリアウイングはフルにマイナス。

Patrik F-Cross136L

Date / ゲレンデ 2024年7月 / 検見川
コンディション  南西 オンショア 腰から胸のウネリ 6.5の方もフィンで走れる8m/s以上
テストライダー  身長170㎝ 体重60㎏
使用セイル / ボード  2024GA BOOST5.3㎡ 5バテンWAVE / TabouAirRide145L 215×81㎝
オンショアでこれだけ吹けば、本来ならフィン95LのボードでSLALOM的に乗るなら6.5、WAVE的に乗るなら5.3㎡でいけるのですが、
ここまで吹くとは思わずフィンで乗るボードを持って来ていなかったのでフォイルボードに試乗。
5.3㎡で乗りましたが、もう少し楽に乗るなら4.5㎡でも良かった感じでした。
フォイルボードに乗った際のレポートをしていなかったので記述しました。
セイルもオーバー気味に感じたし、かなり荒れた海面で最初は難しく感じましたが、ボードのジョイントを前に、ストラップの前足を前に、後ろ足を後ろに、セイルのダウンとアウトをプラスして、かなり乗り易い状態になりました。
フォイルボードで使ってもマッチングの良いフォイルですし、個人的には十分なスピード感を楽しめると感じました。
他のフォイルを使えば、もっとスピードが楽に出せるとは思いますが、必要十分すぎる性能をもつフォイルとしておすすめ出来ます。
<今日のチューニング>
ジョイント位置はセンターより前でテイルエンドから135㎝
ストラップ位置は前は内側で前から2番目。後は3列のうち2列目で前から5番目を使用。
フォイルのマスト角度は3度でリアウイングはフルにマイナス。
※今日は105㎝のフュスレージで乗ったので、何時も使っている純正サイズ95㎝だったら、もっと楽だった可能性があります。
Patrik F-Cross136L

Date / ゲレンデ 2024年10月 / 検見川
コンディション  北東 オフショア フラット ブローは10m/s以上でガスティー
テストライダー  身長170㎝ 体重60㎏
使用セイル / ボード  4.5㎡ 5バテンWAVE / TabouAirRide145L 215×81㎝
1100のフロントウイングでも十分楽しいのですが、乗り易いオフショアのフラット海面でもう少しスピードアップして楽しみたいと思う方におすすめできるかな・・・って事でSLALOMの720フロントウイングを付けて乗ってみました。
刀フォイルは取付ビスの長さを変えるのみで違うサイズのフロイントウイングが付けられます。
もちろんマストもリアウイングも全て互換性があるので取り付け可能。
ガスティーでしたがブローは10m/s以上。少し抜けたぐらいの風(8~10m/s)はジャスト、ブローは少し技術的に抑えの難しさもあると思いますが、乗り慣れてきている方なら乗れます。
1100よりもワンランク上のスピードを楽します!
<今日のチューニング>
ジョイント、ストラップ位置は1100と同じ。
フォイルのマスト角度は2度(シムは0.75を1枚使いました)
刀FOIL720SLALOMフロントウイング