波乗りを楽しむボード 2023/10/24更新

現在のボードは以前よりも幅広い風域で乗れます。自分は体重が60キロですが、千葉のオンショアやサイドショアコンディションであれば85Lで4.2~5.8まで1本で楽しめています。以前のボード(2010年以前)は75Lでも4.5ではボードが大きく感じ乗れませんでした。ここが大きな進化です。
現在のボードを選ぶ時に大事なことは、良く行くゲレンデのコンディション(波の大きさ、掘れ気味orトロ目、風向き、ガスティーorコンスタント)に合わせて選ぶことだと思います。波乗り好きの方は、ここにこだわりますね。
どのボードが良いと言う事は難しいのが本音です。コンディションによって選べるほど多くのボードが存在しています。
以下はあくまで自分の感覚です。ボード選びの参考にしてください。
・強風の海面が荒れたコンディションはQUADが乗り易いと感じます。QUADはアンダー気味の時には走りが良くないと感じます。
・ThrusterはSingleでも使えるのでコンディションに応じてフィンを変えて違った乗り味に出来て良いと感じます。
・Singleフィンが一番速く長目のドライブターンが得意。アンダーも良く走る。波がトロ目で厚い時に良い。
・長さが短い(225以下目安)ボードは小さ目の波や掘れた波でラインの変化をさせやすく動きを楽しめます。
・波が大きい時は長さが適度(230㎝目安)にあるボードの方が乗り易く感じます。
・小さ目のフィンはオーバー気味の時に楽に乗れますし、クイックでラインの変化がし易い。アンダーには弱い。
・サイドフィンがあるほうがオンショアの波乗りを楽しみ易い。
・幅があるボードは走り出しが良く、波にパワーの無いコンディションも楽しめる。(ショート&ワイドのデザイン)
最後に一言。
純正で付属されるフィンは最もオールラウンドに使えるものですが、波サイズ、掘れ具合、風向き等、コンディションによってフィンを変えることがモアファンを生み出します。試しながら変えていくと1本のボードの楽しめるコンディションが倍増します。SLALOM上級者がフィンのサイズや形状にこだわるのと同じですね!
何時でも波乗りを重視するのであればライトウインドでもWAVEボードが良いと思いますが、自分のおすすめはライトウインド用はFreeWave。
走り出しと浮力バランスが良くゲッティングが楽ですし、波に乗った際にもスピードを上げやすくオールラウンドに楽しめ重宝すると感じています。
ーフィンのチューニングについてー (自分がやってみて効果があったこと)
・Thrusterで上りの悪さを感じたらサイドフィンを少しづつ前に出してみてください。
 またはサイドフィンを1㎝サイズを大きくする。同じサイズでもK4のDugongに変えると変わります。(側面積が大きい)
・Quadで走り出しや上りが悪く感じたらサイドフィンを下げてセンターフィンを前に出して調整してみてください。
 またはサイドフィンやリアフィンを大きくしてみてください。

上級者に絶大な支持を受けるWAVEボードのみを開発するメーカー QUATRO

長年販売している中で、波の中で使用しても丈夫で壊れない。ただ硬いだけではなくボードのしなりも計算されていてチョッピーな海面でもボードが跳ねない、オーバー気味でもコントロールし易いと感じます。自分がQUATROのWAVEボードをオススメする理由はこの作りの良さです。
発売当初は少し重くレイルが硬い乗り味に感じていましたが、2020年からのボードは強さと軽さのバランスに非常に優れた作りですし、レイル形状を変えた事でラフな海面、スピードが出た時にも抜群にレイルが入れやすくコントロール性能が非常に高くなったと感じます。
2022~ Pyramid Thruster
サーフWAVE
 2022QUATRO Pyramid
2022モデルはフルモデルチェンジ。2年継続されます。
定価¥330,000税別(フィン・ストラップ付)
販売価格 お問合せ下さい
※メーカー現在庫以外はプライス今後変更予定です。

リンクメーカーHP
長さ㎝ 幅㎝ テイル幅㎝ ボリュームL 重量㎏ FIN
サイドSLOT+センターUS
233 54 33 72 10+16
~5.0㎡ 60キロ以下  
233.2 55.9 34.9 77 10+17
~5.3㎡ 65キロ以下  
226.3 57.1 35 82 10+18
~5.5㎡ 70キロ以下  
229 58.5 36.3 87 10+19
~5.7㎡ 75キロ以下  
230.7 59.7 36.9  92 10+20
~6.0㎡ 83キロ以下  
 232 61.7  38  99   10+21
~6.3㎡  
※申し訳ございません。納期に関しましては都度お問い合わせをお願い致します。
SLOT BOXのビスは強く締めすぎるとビス受けの破損がし易いので気を付けて下さい。

2020~継続 Cube Quad
オールラウンドWAVE
2022QUATRO CUBE
定価¥330,000税別(フィン・ストラップ付)
販売価格 お問合せ下さい

※メーカー現在庫以外は今後プライス変更予定です。

75L展示艇あります。

リンクメーカーHP

リンク75L試乗レポート
長さ㎝ 幅㎝ テイル幅㎝ ボリュームL 重量㎏ FIN SLOTBOX
219 55 36 75 実測6.2 8+14
~5.0㎡ 60キロ以下目安
220 56.5 37 82 6.0 9+15
~5.3㎡ 70キロ以下目安オンショアメインなら使い易い最小サイズ
222 58 37.5 87 実測6.9 9+15
~5.5㎡ 75キロ以下
224 59.5 38 93 6.6 9+16
~5.7㎡ 83キロ以下  
225 60.5  39  98  6.9 9+16
~6.0㎡ 88キロ以下  
225 62.5  41  106   9+16
~6.3㎡  
※おすすめ体重はオンショアでの使用を考えています。
※申し訳ございません。納期に関しましては都度お問い合わせをお願い致します。
 
SLOT BOXのビスは強く締めすぎるとビス受けの破損がし易いので気を付けて下さい。

FreeWave

Freewaveは、自分の中で波乗りが楽しいと思えたものをアップしています。
WAVEボードよりもレイルワークがシビア過ぎず、浮力バランスにも優れ乗り易く
オンショアコンディションはもちろん、サイドショアでもアウトサイドからのトロ目の波で遊ぶなら抜群です。
2020~継続 POWER Thruster
FreeWave
WAVE60%+SLALOM40%
2022QUATRO POWER
Carbonを補強に使用した非常に強く軽さも適度にあるバランスに優れた作り。ハードに乗っても全く問題無し。2022-23モデルはグラフィック変更のみ。

定価¥325,000税別 (FIN ストラップ4本付)
販売価格 お問合せ下さい
※メーカー現在庫以外は今後プライス変更予定です。

リンクメーカーHP

リンク2020-2022 94L試乗レポート
長さ テイル幅 ボリューム 重量 POWER+MT
225㎝ 59㎝ 37㎝ 86L 6.2㎏ 19TF+10
3.7~5.3㎡ 58キロ以下目安  在庫状況  お問い合わせ下さい
227㎝ 61.5㎝ 38.5㎝ 94L 6.6㎏ 21FW+10
4.2~5.5㎡ 65キロ以下目安  在庫状況  お問い合わせ下さい
229㎝ 64㎝ 39.5㎝ 105L 7.0㎏ 23FW+11
4.5~6.3㎡ 73キロ以下目安  在庫状況  お問い合わせ下さい
229㎝ 67.5㎝ 42㎝ 115L 25FW+11
5.0~6.8㎡ 83キロ以下目安  在庫状況  お問い合わせ下さい
※波乗り重視のデザインの為、ノーズの幅と厚みが他社よりも狭めで薄いので同ボリュームでも
 少し小さめの最大セイルをおすすめします。
おすすめ体重はセイルアップが必要なアンダーコンディションを考えています。
 例)5.0㎡以下ウオータースタートメインで使う場合は94Lでも83キロの方が使えます。

※申し訳ございません。納期に関しましては都度お問い合わせをお願い致します。
2023TABOU 3S PLUS
FreeWave
WAVE50%+SLALOM50%
2023TABOU 3S PLUS
LTD定価365,000税別 フィン・ストラップ付
販売価格 お買い得です!
2024モデルはグラフィック変更のみです。
LTD定価¥365,000税別
販売価格 お問合せ下さい

リンクメーカ―ホームページ

リンク106L試乗レポート
長さ  テイル幅 ボリューム 重量
TEAM / LTD
FIN
SLOT+POWER
227cm
59.5cm
86L
6.6/6.8㎏ 11+19㎝
3.7~5.3㎡ 60㎏未満の方おすすめ
80キロ未満の方の4.5㎡以下にも良い
 在庫 完売
229cm
61cm
96L
7.0 /7.2㎏ 11+20㎝
4.2~6.0㎡ 60~70㎏の方おすすめ
80㎏以上の方の5.3㎡ジャスト以下にも良い
 在庫 店頭在庫あり
230cm
64.5cm
41.5㎝
106L
7.3 / 7.9㎏ 12+23㎝
4.5~6.3㎡ 70~80㎏の方おすすめ  在庫 完売
232cm
66cm
116L
7.9 / 8.1㎏ 12+25㎝
4.7~6.8㎡ 80㎏以上の方おすすめ  在庫 完売
QUATRO POWERよりもジョイント~ノーズにかけての浮力バランスに優れ、体重が73キロ以上の方にも106Lをおすすめできます。
2022モデルからノーズとテイルを僅かにチェンジした効果で波の中でも楽しめるボードになりFreeWaveとしてもおすすめできます。
WAVEボードよりもシビアなレイルワークになり過ぎず、踏んだら踏んだだけ曲がってくれるターン性能です!
フィンを変えることで、より波の中での動きが楽しくなります。(試乗レポートご参照ください)